2023年10月9日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、『三遊亭円楽のおたよりください』収録で共演をする中で円楽師匠から「どんな落語をやりたいんだ?」と質問されたと明かしていた。
伊集院光:最近凄く思うのは、師匠死んじゃって1年じゃないですか。で、そうすると、師匠死ぬ前っていうか、倒れて蘇って、で、倒れて。で、最後倒れる前に、かなり回復したから、自分とま落語会をやった、と。
伊集院・円楽二人会って落語会をやりまして。で、俺はその一回やればいいなと思ったし、一回やりたかったんだけど。そしたら師匠元気になったし、「3~4ヶ所やるぞ」って言われて。
で、まぁまぁ「やりません」とも言えないから、やることになってて。で、しかも博多と、札幌と、東京と。それこそ群馬でもやろうかっつって。で、その度に、その話はまぁしょうがないです、決まりですってなった後に、いつも『三遊亭円楽のおたよりください』って、師匠のやる番組があったんだけど、まだまだ調子も悪いから、俺がピンチヒッターやってたのを、師匠は戻ってきたんだけど、細かい読みのとこは僕がやりますから、他のところは師匠やってください、みたいなやり方をしてて。
で、毎週のように会うようになって。その時に、「お前、やるってなったら、どんな落語をやりたいんだ?」って話をしてた中で、『紙入れ』っていう落語。僕は、好きな落語がいくつかあって。その『紙入れ』っていう話が好きで、トリをとるような話ではないんだけれども、師匠がトリの会だったら、僕は『紙入れ』っていう落語をちょっとやりたいんですっていう話をして。
そしたら、師匠が「お前のガラで『紙入れ』をやるんなら、好楽あんちゃんの『紙入れ』を習えるように、俺がじゃあ話をつけるよ」っつって。で、これもまた好楽師匠は絶対、嫌だとは言わないんだけど、落語家じゃない人だから、俺。
落語家じゃない人に話を教えてくれって言うんだったら、まぁ俺が間入んなきゃ、一応挨拶はしなきゃダメだろうという感じで。「『紙入れ』は、好楽あんちゃんの『紙入れ』を習った方がいいよ」っていう。