2024年6月24日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、ハライチ・岩井勇気に映画『トーク・レディオ』をおすすめしたら思わぬ展開にプレッシャーを感じてしまったと告白していた。
伊集院光:これは嬉しかった話題。『ぽかぽか』で、『ぽかぽか』のオープニング、今週のテーマみたいので一言ずつみんな喋るみたいのがあるんだけどで。
その一言ずつ喋るのテーマに、「今まで見た中で、一番面白かった映画」ってのがあるのね。一言で言える?(笑)面白い映画を人に紹介するのって、結構難しいじゃん。凄く難しい上に、もっと言えば、「一番美味しかったご飯何ですか?」「何々です」「どうでした?」「美味しかったです」ってわけにいかないのと一緒で、なんでその映画が面白いのかを分かりやすく喋れるもので、恥をかかないもので、みたいなの結構難しいじゃないですか。
で、たまたまその時に、自分はその時の気分でオリバー・ストーン監督の『トーク・レディオ』っていう映画が凄い僕は好きで。
これはもう真面目に好きで。で、しかも深夜放送のパーソナリティを始めたばっかりの頃に、その深夜放送のパーソナリティの映画を見たもんだから、めちゃめちゃ好きで。
で、『トーク・レディオ』っていう、で、まぁ毒舌のラジオパーソナリティの実際に起こった事件を、オリバー・ストーンが映画化したっていう。で、しかも凄い低予算映画で、オリバー・ストーンすでに大ヒットメーカーだったのに、なんでこんな制作予算の安いのを作るんだろうって。
元々、ピン芸人っていうか、一人芝居の大家の人がいて、その人がやってた一人芝居なの。で、そのやってた一人芝居をオリバー・ストーンが映画にしたっていう作品で、とにかく毒舌のパーソナリティに起きた事件の話。その人の生き様の話の映画で。
それを紹介した時に、「これ、毒舌パーソナリティがどうなってくかっていう話なんですよ。今の岩井君に見て欲しいね。毒舌パーソナリティがどうなってくのか見て欲しいね」っていう話をしたら、岩井君が「『トーク・レディオ』を見たいと思ったんですけど、自分の入っているサブスクとかに全く見当たらない。『トーク・レディオ』を見る術がないです」って言われて。
俺、オリバー・ストーンだからそんなの当然あるだろうって思ってたんだけど、で、そしたら探しに探したら、中古のビデオテープがあるってことが分かり、それを取り寄せて、で、しかもデッキをもう1回繋ぎ直して、それで見てくれたっつって。
で、結構プレッシャーかかっちゃって、もうそこまでして(笑)だって、僕がラジオを始めたばっかりっていうプラスアルファとか、若さとか全部入った上でのおすすめで、岩井君からはめちゃくちゃ面白いアニメとかいっぱい教わってる中で、それだから、凄い緊張してたら、「面白かった、凄い面白かった」っつってくれて、よかった、いいこともあるね。