とんねるず石橋貴明、一度売れることは容易でも「売れ続けること」は困難だと語る「レギュラー張って10年、それが最低のレベル」

2019年11月4日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明が、一度売れることは容易でも「売れ続けること」は困難だと語っていた。

伊集院光:今、M-1出てくる連中なんて、40で出てきたりするから。それはもう、凄い下積み長いのから比べれば。

石橋貴明:でも、それって40までやったから下積みが辛いって、その人たちも思ってないはずなんですよね。

伊集院光:うん。

石橋貴明:だから、売れていくって、なんか信念がある奴はやっぱり売れていくし、その間がどんなに生活が辛くても、それは本人たちは辛いと思ってないよね。だって、夢があるんだもん。

伊集院光:うん。

石橋貴明:夢見ている間はね、多少の痛みや苦しみは感じないよね。

伊集院光:うん。

石橋貴明:ただ、ある程度叶ってくると、現実感が増すから。色んなことが痛みだとか苦痛になってくんだけど。

伊集院光:はい、はい。

石橋貴明:夢見てる間は、全然大丈夫。

伊集院光:逆に言うと、ちょい売れして一旦落ちる方がキツイですよね。

石橋貴明:絶対キツイ。

伊集院光:一回、夢ってより現実に一度見えた道がダメになってく時の方が…

石橋貴明:キツイ。

伊集院光:ちょっとキツイかもしれないですね。俺、言われてみれば落語家時代は芽が出てないから、全然きつくないですもん、そっちの方は。だけど、出てきたあたりの方がきつくて。

石橋貴明:売れるって、要するにテレビに出るって思ってるけど、テレビに出るんじゃなくて、そこから何年生きてくかが売れるってことだから。

伊集院光:ああ。

石橋貴明:出るのはある程度、才能とかセンスがあれば出てこれるんだけど、そこから生き続ける、野球選手で言えば「レギュラー張って10年」、それが最低のレベルで売れるという。

伊集院光:うん。

石橋貴明:だから、1~2年で出てきてワッていうのも、たしかにそれは素晴らしいことなんだけど。それは、売れるじゃなくて、出てきただけなんだよね。

伊集院光:そういうのって、長く出た人って、ちょっと凄みのあること言うじゃないですか。

石橋貴明:うん。

伊集院光:「10点差の試合で、怪我するかもしれないファインプレーを狙う格かどうか」とか、「調子が悪い時にどういうふうに仕事をするか考える」みたいな。

石橋貴明:うん。

伊集院光:俺ら、最初、出てくる時は絶好調の上を見せなきゃみたいなので焦ってるけど、ちょっとそうじゃなくなってきますよね。

石橋貴明:10年って、まぁ一言で言うと、同じ技じゃ通じないわけで。

伊集院光:はい、はい。

石橋貴明:若い頃、「引き出しをたくさん作れ」って言われたけど、引き出しなんてあるわけないんだよ、若い内に。一個しかない引き出しを、どういうふうにして、開けたり閉めたりして、「たくさんありますよ」って見せるっていう。

伊集院光:ああ。

石橋貴明:これはやっていくと、色んなことが分かってくるんだけど。「あ、なるほど、ちょっと分かってきたな」ってこともあるんだけど、10年ぐらい一個だよね。

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