かまいたち山内、麒麟・川島ら芸人の間で話題となった宮下暁の漫画『東独にいた』を紹介「凄い新しい試みをしている漫画」

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2022年6月14日配信開始のYouTubeチャンネル『かまいたちチャンネル』の動画にて、お笑いコンビ・かまいたちの山内健司が、麒麟・川島明ら芸人の間で話題となった宮下暁の漫画『東独にいた』を紹介していた。

山内健司:『東独にいた』、これはもう『マンガ沼』でもちょっと言いましたけど、めちゃくちゃ面白い漫画で。

濱家隆一:うん。

山内健司:『東独にいた』ていうのは、東ドイツのことを指すんですけど。

濱家隆一:はい。

山内健司:東ドイツと西ドイツが、ベルリンの壁で分かれていた時の話です。

濱家隆一:はい。

山内健司:簡単に言うと、政府側の超身体能力を持つ、人体兵器と呼ばれる部隊がいて、その一人がこのアナベルという女の子なんですけど。

濱家隆一:うん。

山内健司:この子は、めちゃくちゃ強い改造人間みたいな女の子なんですけど。

濱家隆一:うん。

山内健司:これは政府側なんですよ。

濱家隆一:うん。

山内健司:で、もう一人、反政府側で雪ユキロウっていう反政府側のリーダーがいて、その反政府側と政府側の戦いの話なんですけど。二人とも、ちょっと恋愛感情が芽生えたりもするような話なんですが、この漫画の凄いなっていうところは、主人公がこの二人で、両者の目線で漫画が描かれているんですよ。

濱家隆一:うん。

山内健司:普通漫画って、どっちかの視点でずっと描いていくんですけど、この漫画はこのアナベルの視点と、ユキロウの視点、両方の視点で描いていく。

濱家隆一:うん。

山内健司:だから、お互いのことが分かるし、お互いの言い分も分かるっていう、凄い新しい試みをしている漫画ですね。

濱家隆一:うん。

山内健司:で、この先生が漫画描き始めて1ヶ月で、ヤンマガのトップ賞っていうのをとったらしいんですよ。

濱家隆一:1ヶ月で?

山内健司:そう。元々、システムエンジニアの仕事をしてて、寝れなかったんですって、システムエンジニアが忙しくて。

濱家隆一:うん。

山内健司:で、「寝たい」っていう理由で、まず辞めたらしいんですよ。

濱家隆一:うん。

山内健司:で、「漫画家の方がまだ寝れるんじゃないか」と思って、漫画描いてみたいしっていうので、辞めて漫画描いたら、それヤンマガのトップ賞っていうのを受賞して、そこからトントン拍子で話が進んでいって、2年半で。漫画家になって2年半で、ヤンマガでの連載がスタート。

濱家隆一:へぇ。

山内健司:これ、超異例なことらしくて。だから天才漫画家の先生です。で、濱家さんも読んでるんですよね?

濱家隆一:読んでる。これ、めちゃくちゃ面白い。

山内健司:これ最初、ムーディーさんが麒麟の川島さんに「この漫画面白いです」って、ムーディーさんめちゃくちゃ詳しいんで勧めて。

濱家隆一:うん。

山内健司:で、俺は川島さんから聞いて。濱家さんも川島さんと俺から「この漫画オモロイよ」って聞いて読み出したんですよね。

濱家隆一:そう、そう。受け流しませんでした、その話。

山内健司:ふふ(笑)これ、バトルの描写も面白いし、「違う顔」って殺し屋の殺し屋としての怖さの際立たせ方、みたいな。

濱家隆一:はい。

山内健司:「こういう怖さの見せ方あったんだ」みたいな感じで。


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