伊集院光、師匠・三遊亭円楽の死去で周りの人たちが気遣って「それは原稿の締め切りも守れない」と思ってくれてつい甘えてしまうと告白

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2022年10月10日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、師匠・三遊亭円楽の死去で周りの人たちが気遣って「それは原稿の締め切りも守れない」と思ってくれてつい甘えてしまうと告白していた。

伊集院光:今週気づいたことは、俺はもうそんなに悲しくないのに、周りの人が「悲しくても大丈夫だよ」っていうか。「今はこういうことがあった後だから、伊集院さん、当然悲しくて、色んなことできない時期ですよね」って甘やかしをするから、甘えるんだってことに、みんなより先に気づいちゃうから、凄い面倒くさくて。

「それは原稿も書けないですよね」の感じになるじゃないですか(笑)そうするとさ、元々書きたくないんだから。もう元々、伸びるだけ、締め切りなんか伸びればいいって思ってるじゃないですか。

で、なんで書くかって言ったら、「もうさすがに怒るだろ」って思うんだけど、その空気を読んじゃうんだよね。「こういう時だから伊集院さんも、さぞかしキツイだろうから、怒れないよな」って向こうが思ってるやつを読んじゃうわけ。そうすると、もうのびのびと原稿書かないことになったりとか。

あと、「連絡とれないけど、アイツ落ち込んでるんじゃないか」みたいな。まぁ、本当は金沢でノドグロ食ってるんだけど(笑)「おそらく今日あたり、連絡とれなくても、みんなそんなには怒れないだろう」っていうのを察知していくんですよね。

神信心とかないにもかかわらず、都合の良い時だけ、そういうのを絡めても。要するに、「そういうのを絡めても、みんな怒らない」って分かっちゃうじゃないですか。だから、絡めてくなっていう。

それはね、カービィもやってしまいますよ。こういう時だから。まだ四十九日過ぎてない間は、やらなきゃならないことがあるのに、カービィをやっていても、責めてくる人はいないと見てるんです、僕(笑)

ここの難しいところなんですよね。そういうの全部まとめて「伊集院さん落ち込んでるんだなぁ」みたいな感じで甘やかしていただけると…逆かな。先週の放送とかも、ネットニュースとか「声を震わせて」とか書いてるじゃん。そうでもなかったよね。

そうでもなかったよね。なんか、その辺がちょっと難しいんですけどね。

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