2022年10月3日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、『三遊亭円楽のおたよりください』の既に収録した放送分を円楽師匠が亡くなったと聞いて「録り直したい」と申し入れた理由について語っていた。
伊集院光:『三遊亭円楽のおたよりください』が、この先、1週間分録ってある、と。この先、1週間分録ってあるけど、俺はその時点では師匠の体の調子が悪いことも知らないから、師匠に対して軽口を叩いたり。
「これ、師匠きたら聞いてみようね」みたいなノリなんです。毎日、毎日、5分番組。そのノリだから、師匠はあの番組を凄く大事にしていたのと同時に、日本香堂っていう会社が、一門にとってとても大事な会社なのね。
それは先代の円楽がCMをやってて、そのCMにチョイ役で出てた弟子の楽太郎がそれを継ぎ、円楽となり。で、俺、最初に日本香堂のウチの師匠の出てるCMの提供クレジットを朝の番組で読んだ時に、それだけで感無量な感じ。
で、さらには師匠の調子が悪いから、ピンチヒッターをやりますよ、とか。師匠戻って来た時も、アシスタントやりますよってなった時に、なんか円楽・楽太郎・楽大ラインみたいなものの、真似事もできたから、凄いあの番組に対して思い入れがあって。
で、師匠も思い入れがあって。それでおそらく、「この番組はいついつ録ったものです」っていうまま、それを垂れ流すこともできるんだけど、金子ディレクターに電話して、「俺としては録り直したいけど、スポンサーとか各局とかがどういう反応かを聞いてもらって、もし録り直しができるなら、自分は9時に六本木で収録が終わるから、そこから10時半にバスタ新宿に行くんで」って。
なんだかこの時の、「旅行に行かなきゃ」って感じ、未だによく分かんない…その間だったら録りますっていう。