2021年9月21日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、お笑いコンビ 博多華丸・大吉の博多大吉が、『テレビ千鳥』で披露した手料理「イカの煮付け」で、どうしても視聴者に伝えておきたいことがあると語っていた。
博多大吉：先週『テレビ千鳥』っていう番組で、僕、イカの煮付けを作ったんですよ。
赤江珠緒：え？先生が？
博多大吉：これ、企画を言うと、何でもカレー粉をかけたら美味くなるんじゃ、みたいな。ミニミニドッキリで。
赤江珠緒：うん。
博多大吉：で、「料理作ってください」って、僕が作った料理、他にもこがけん君とかまいたちの濱家君が出てて。
赤江珠緒：うん。
博多大吉：3人がそれぞれ作って、いざ試食ってなると、千鳥とケンコバ君がカレー粉かける、みたいな。
赤江珠緒：ふふ(笑)
博多大吉：で、「待て待て」みたいな。非常に近年稀に見るというか、久しぶりに「おお、お笑いやってるな」ってぐらいのバラエティ番組で。
赤江珠緒：はい。
博多大吉：こがけんと濱家君は料理できるゲストで呼ばれて。ほとんどプロだから、この2人。
赤江珠緒：ああ、そうなんですか。
博多大吉：で、「何してんねん」みたいな感じで。僕は一人だけ料理苦手芸人で呼ばれてて。
赤江珠緒：そうですね。
博多大吉：で、ドッキリだからよく分かってなくて。言われてみれば、ちょっと前にマネージャーが「料理作れます？」っていうことは聞いてきたのを覚えてて。
赤江珠緒：うん。
博多大吉：その時に言ったのが、僕、作れる料理が「イカの煮付け」と「塩マグロ」って言って。
赤江珠緒：うん。
博多大吉：それを言ってたんで、多分番組側もなんか作れって言われたら、「イカの煮付けって言う」っていうのは分かってて、イカの準備があって。
赤江珠緒：うん。
博多大吉：これ、母親のレシピで。お母さんから習った、唯一のレシピだから。
赤江珠緒：うん。
博多大吉：みんなの口に合うといいなぁっていう。
赤江珠緒：うん。
博多大吉：千鳥とケンコバ君に言わせたら、おふくろの味にカレー粉をぶっかけるわけですよ。
赤江珠緒：そうですね(笑)
博多大吉：だから、面白いバラエティなんだけど、心が痛むな、みたいな。
赤江珠緒：若干ね。
博多大吉：で、作りまして。カレー粉かけて美味かったんですね。
赤江珠緒：うん。
博多大吉：シーフードカレーになる、みたいなオチで。
赤江珠緒：うん。
博多大吉：で、僕が作った母のレシピっていうのがね、普通にイカを用意して切る、それで母に教わったのは煮汁だけで。
赤江珠緒：うん。
博多大吉：煮汁が、「水1：醤油0.5：みりん0.5」だけなの。
赤江珠緒：うん、シンプルにいけるでしょうね、それでね。
博多大吉：うん、それだけ。
赤江珠緒：イカの旨味もあるし。
博多大吉：あと鷹の爪があれば放り込めっていう。それで作ったんですよ。それで番組上は事なきを得たんだけど、全部終わった後に、カレー粉を入れてないバージョンのを食べてみたんですよ。
赤江珠緒：うん。
博多大吉：クソマズくて。
赤江珠緒：え？(笑)なんで？
博多大吉：ビックリするぐらいマズくて。これ結局、僕はいつも九州の醤油で作ってるんですよ。
赤江珠緒：ああ！
博多大吉：番組側が用意してたのが、関東の薄口醤油で。
赤江珠緒：九州、甘めですもんね。
博多大吉：甘くてね、ちょっと濃いのよ。
赤江珠緒：醤油自体がね。
博多大吉：たまり醤油に近い。
赤江珠緒：ああ、なるほど。
博多大吉：で、スルメイカじゃなくて小ぶりなマメイカで。そのマメイカの臭みがめっちゃ出てる煮付けで(笑)
赤江珠緒：ふふ(笑)
博多大吉：いや、本当にカレー粉かけてもらってよかったなぁって思うのと同時に、テレビで見て、あまりに簡単なレシピだから、真似しようと思った視聴者の方が、これ作った時に「大吉、実家のメシマズ」ってなるんじゃないかと(笑)
赤江珠緒：また吉岡家の不憫な話みたいに(笑)
博多大吉：ウチのおふくろ、料理下手すぎるやろってなるかなって思って。
赤江珠緒：ああ(笑)
博多大吉：これはどっかで言わなきゃと思って。
赤江珠緒：そうですか、よかった(笑)
博多大吉：よかった、『たまむすび』やってて。
