2021年5月12日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、お笑いコンビ 博多華丸・大吉の博多大吉が、『華大さんと千鳥くん』でたとえツッコミが上手くできなくて無駄だと思っていた理科の勉強をもっとしっかりしておけばと後悔したと語っていた。
博多大吉:ありきたりですけど、「算数の問題でよくあったでしょ」って。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:「太郎君は8km先の駅に時速4km/hで7時に出発しました」と。
赤江珠緒:あったなぁ。
博多大吉:「弟の次郎君は、8時15分、時速6km/hで出発しました。さぁ、太郎君は次郎君に何分、何kmの時点で追いつきますか?」みたいな。
赤江珠緒:うん、うん。
博多大吉:「その前に、兄弟なら一緒に登校しなさいよ」みたいなネタ。
赤江珠緒:はっはっはっ(笑)ああ、なるほどね。
博多大吉:今のは小学生バージョン。中学生やったら、理科で「酸素と水素を足すと水になります」「そんなもん、蛇口ひねれば出るよ」って。そういうのですよ。
赤江珠緒:はっはっはっ(笑)なるほど(笑)まぁ、事実そうですね。学びましたけど。
博多大吉:うん。学んだけど、使わないよねっていう。
赤江珠緒:ちゃんと活用してるかと言えばね。
博多大吉:うん。もちろん言うんですよ、最後に。「こんなことを言えるのは、我々が漫才師という職業をやってるからであり、学生の皆さんは今、勉強することが将来につながる道ですから」と。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:「頑張って勉強してね。それまで修学旅行楽しんでね」みたいな、そこまでがセットになってるネタなんですけど。
赤江珠緒:はい。
博多大吉:二十歳そこそこで作ったネタで、50で。もう30年近くやってるから、最初からそもそもそういうつもりで作ったんですけど、言ってる内に自分でも「マジでいらんかったな」って、心のどこかで思ってるんです(笑)
赤江珠緒:ふふ(笑)うーん(笑)
博多大吉:数学とか理科は。
赤江珠緒:いや、でも先生使ってましたよ。
博多大吉:何を?
赤江珠緒:理科。昨日の放送で。
博多大吉:あ、そう、そう。僕、それが言いたかったの。
赤江珠緒:昨日の放送で、罰ゲームで千鳥さんとされてる…
博多大吉:『華大さんと千鳥君』っていう番組を今年の春からリニューアルでやらせてもらえるようになって、罰ゲームがキツイんですよ。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:で、昨日、僕がくらった罰ゲームが、水槽の中に電気なまずが2匹入れられてて、そこに足を突っ込んで、電気なまずと触れた瞬間に電気が流れる。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:「あ、痛い、痛い」って。それを食らった時にね、僕がやることになって、水槽に足を入れたんですけど、電気なまずが2匹入ってて、一直線に並んでたの。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:そのシーンを見た時に、「理科でなんかあったな、これ」って。
赤江珠緒:うん、そう。先生が「あ、直列になってる!」って言うから(笑)
博多大吉:そう、そう。
赤江珠緒:「うわ、凄い。ここでスラッと直列って出るんだ」って。
博多大吉:実は、もっと言えると思ったんです。直列と並列で、豆電球の明るさが違うことまでなんとなく覚えてるんです。
赤江珠緒:おお、そうか。
博多大吉:ただ、どっちが強力だったかなって覚えてなくて。
赤江珠緒:たしかに(笑)
博多大吉:「直列、並列、どっちだったかな」って。なんとなくその辺をゴニョゴニョ言ってたら、華丸意外と理系だから、「直列、強いよ」ってガヤを飛ばしてくれて。
赤江珠緒:ああ、華丸さんがそう言ったのか。
博多大吉:でも、正直、相方のことをそこまで信じてないところあるから。アイツがミスってる可能性を捨てられないから。
赤江珠緒:ふふ(笑)
博多大吉:「だったかもしれないけど、えーっと…」って。結局、そこまでしか言葉が出なくて、普通に罰ゲームやって終わったんですけど。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:収録終わった後に、「もっと上手いこと言えたはずだなぁ」って思って。…麒麟の川島君ならもっと上手いこと言ってたよ、多分。
赤江珠緒:そうですか?(笑)
博多大吉:もっと学のある、ロザンの宇治原君とかやったら、もっと上手いこと言えたはず。
赤江珠緒:もっと?
博多大吉:もっとゴニョゴニョならなかったと思う。この時に、勉強って必要なんだなぁって(笑)