博多大吉、タクシー運転手に「お待ちしてました…本当にお待ちしてました」と言われ恐怖を感じるもそこから意外な展開になったと語る

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2019年12月25日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、お笑いコンビ 博多華丸・大吉の博多大吉が、タクシー運転手に「お待ちしてました…本当にお待ちしてました」と言われ恐怖を感じるもそこから意外な展開になったと語っていた。

博多大吉:何かの仕事の終わりで、タクシーを呼んでいただいて。

赤江珠緒:うん。

博多大吉:そのタクシーに乗ったんですよ。

赤江珠緒:はい。

博多大吉:そしたら、ドライバーの方が僕より年上の年配の方で。

赤江珠緒:うん。

博多大吉:「お待ちしてました」みたいな感じで乗ったの。

赤江珠緒:ほう、ほう。

博多大吉:そしたら、しばらくして「本当にお待ちしてました」みたいな感じで話しかけてきたから。

赤江珠緒:運転手さんが?

博多大吉:うん。「なんですか?僕、前に乗りましたか?」って。

赤江珠緒:「本当にお待ちしてました」?ちょっと怖くなってくる。なに?どういうこと?(笑)

博多大吉:ちょっと怖かったの。そしたら、「お客さん、随分前ですけど、テレビでタクシーのことおっしゃいましたよね」って言われて。

赤江珠緒:え?おっしゃいました?

博多大吉:「『東京のタクシーに乗ると、ボッタくられるような気がする』っておっしゃいましたよね?」って言われたの。

赤江珠緒:うん。

博多大吉:で、たしかに僕、言ったの。

赤江珠緒:うん。

博多大吉:『アメトーーク』かなんかで、「○○が苦手」みたいな感じで。

赤江珠緒:うん。

博多大吉:一応、理由を言うと、東京のタクシーって、乗るでしょ。で、「どこどこまで」って言う。で、僕は東京の道分からないから、行き方が分からないの。

赤江珠緒:うん。

博多大吉:だから、基本的にタクシーのドライバーさんに「おまかせします」って言うんです。

赤江珠緒:はい。

博多大吉:そしたら東京のタクシーの運転手さんって、ほぼほぼ言うじゃない。

赤江珠緒:うん。

博多大吉:「じゃあ、246通って、並木橋から葛西橋通りに向けて…」とか。

赤江珠緒:うん。

博多大吉:そんな感じで言われても、分からないじゃない。

赤江珠緒:そうですね。

博多大吉:だからハナっから分からないって言ってるのに、こんだけ細かく説明するってことは、「これ遠回りするけど、お前には言ってっからね」って。

赤江珠緒:ああ、うん、うん(笑)

博多大吉:「もっと近道あるけど、遠回りで行きます」って。

赤江珠緒:東京は色んなルートから行けますからね。

博多大吉:っていうふうに、「暗にボッタクリ宣言を受けてるみたいで、苦手です」っていうことを言ったの。

赤江珠緒:おお。

博多大吉:もちろん、ネタが半分と、半分はモヤモヤしたところもあったんで。

赤江珠緒:うん。

博多大吉:それを言って、客席というかスタジオもウケて。それがオンエアされたってことは、スタッフさんたちもみんな共感して下さったから、そうなったと思うんですけど。

赤江珠緒:うん。

博多大吉:「言ってましたよね?そういうこと」って言われて。俺、絶対怒られるって思ったの。

赤江珠緒:はい。

博多大吉:そしたら、「本当にいつか会って、説明がしたかったんです」って言われて。

赤江珠緒:業界の方から。

博多大吉:そう、そう。「なんでしょう?」って言ったら、「お客さんが言う通り、東京のタクシーって道、必ず言うでしょ、おまかせしますって言われたら」って。

赤江珠緒:大体言ってくれますね、たしかに。

博多大吉:うん。「これね…」って。その運転手さんが言うことよ。俺もこれ、ネットで調べてあんまり出なかったんだけど。

赤江珠緒:うん。

博多大吉:「これは東京のタクシーのルールなんです」って。

赤江珠緒:え?

博多大吉:これをやらないと、ドライバーさん怒られるんですって。義務付けられてるんですって。

赤江珠緒:「私は今からこういう道を通ります」ってことを?

博多大吉:うん。むしろ、言わなくてクレームが来た場合に、謝らなければいけなくなるから。

赤江珠緒:最初に宣言する、と。

博多大吉:だから我々は言ってるんだ、と。「ただ、大吉さん以外のお客さんからもよく言われます。『分かんないからタクシー乗ってるんだろ』とか。そういうクレームはよく受けます」と。

赤江珠緒:それはありますね。

博多大吉:でも、これは東京のドライバーは絶対やらなきゃいけないことで。で、これなんでお客さんによって不快に感じるかって言うと、このルールがあるの、日本中で東京だけなんですって。

赤江珠緒:そうですね。

博多大吉:大阪で赤江さんタクシー乗ったりして、僕も福岡でよく乗りましたけど。

赤江珠緒:うん、うん。

博多大吉:ドライバーさんによっては道順を言う人もおるけど、まぁ言わない人もたくさんいるから。

赤江珠緒:ルールではなさそうですね。

博多大吉:うん。でも、東京はそうなんですって。

赤江珠緒:へぇ。

博多大吉:「だから、そういう事情があるからで、我々は決してボッタクるつもりで言ってないんですよ」と。それを「いつか言わなきゃ、いつか言わなきゃ」って、多分、4~5年経ったんじゃないかな。

赤江珠緒:へぇ。

博多大吉:「だから本当に、お客さんやっと乗せることができました」っていう。

赤江珠緒:ああ、それで「来た!博多大吉!」みたいな感じで?

博多大吉:だからなんて言うんでしょうね、セリフは細かくは違うけど、出会い方としてはみぽりんと辻仁成さんの。「ここでやっと会えたね」ぐらいの。

赤江珠緒:ふふ(笑)そうですね(笑)やっと会えたね、だ。本当(笑)大吉先生を乗せる確率って相当ですからね(笑)

博多大吉:僕も一回も言われたことなかったんで、タクシードライバーの方にそれをね。それも何年か越しに、誤解が解けたじゃないけどね。

赤江珠緒:でも、「本当に待ってました」って言われたら、「怖っ」って一瞬思っちゃう(笑)

博多大吉:ねぇ、違う方向につれて行かれたらどうしようと思いましたけど(笑)

赤江珠緒:そうでしたか。

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