2020年10月14日放送の中京テレビの番組『太田上田』にて、お笑い芸人・伊集院光が、師匠・三遊亭円楽の著書に「伊集院は今は落語を離れているが、分かっているはずだ」との内容が書かれていて「真意を聞けずにいる」と告白していた。
伊集院光:ぶっちゃけね、この話あんまりしたことないんだけど。
上田晋也:ええ。
伊集院光:ウチの師匠が、病気で一回倒れてて。
上田晋也:ああ。
伊集院光:癌やったり、脳腫瘍やったりして、バタバタって倒れてて。
上田晋也:うん。
伊集院光:倒れる前から後にかけて、初めて自伝みたいなのを書いたの。
太田光:あ、そう。
伊集院光:その最後の方の章に、「伊集院光は俺の弟子だが、分かっているはずだ」って書いてあるのね。
上田晋也:え?おう。
伊集院光:「アイツは、分かっているはずだ」と。「今は落語を離れているが、分かっているはずだ」と。
上田晋也:あれ?
太田光:これは遺言だよね。
上田晋也:要は、円楽を継いでくれ的な。
伊集院光:それはまぁまぁ、お子さんいらっしゃるから違うまでも、要はニュアンスとして、「これ、落語をやれってことなの?」っていう。
上田晋也:「なの?」ぐらいじゃないですよ、それはもう。
伊集院光:もうちょっと、長い文章でまぶしてはあるんだよ。でも…
太田光:下手すりゃ、圓生を継げってことかもしれないよ(笑)
伊集院光:継いだら最後、針のむしろだわ、あんなの(笑)
太田光:はっはっはっ(笑)
伊集院光:ちょっとそれで、「これは何なんだろう?」って思いながら、ゲスト来てる時に…
太田光:そのことは聞いたの?
伊集院光:いやぁ、未だに聞けない。これはどういう意味なのか…
太田光:じゃあ、俺が聞いておくよ。
伊集院光:聞くなよ(笑)おかしいだろ(笑)
上田晋也:はっはっはっ(笑)
伊集院光:「じゃあ、頼みます」って言うと思う?(笑)
上田晋也:伊集院さんが聞くと、ちょっと重たくなっちゃうでしょ。だから、俺らが先に会った方が聞いておきますよ。
伊集院光:そういう感じじゃないんだ(笑)
上田晋也:「伊集院さんに円楽を…」って。
伊集院光:「ぶどう好き?」ぐらいの話じゃないんだ(笑)
上田晋也:はっはっはっ(笑)
伊集院光:「何ならシャインマスカット送りますけど」じゃないんだよ(笑)
太田光:でも、それは「落語に戻ってこいよ」ってメッセージだよな。
上田晋也:絶対そうだよね。
伊集院光:「落語は忘れるなよ」ぐらいのニュアンスで。
太田光:お前の戻る場所は落語だぞってことだと思う。