2020年3月30日放送のMBSラジオ系のラジオ番組『アッパレやってまーす！』(毎週月-木 22:00-23:30)にて、お笑いコンビ・ドランクドラゴンの鈴木拓が、志村けんに直伝でドランクドラゴンのコントの指導をしてもらったことがあると告白していた。
鈴木拓：志村さんの挑戦というか。映画に出るとか、今度ドラマに。物凄い演技上手いんですよ、やっぱり。
濱口優：うん。
鈴木拓：こんな僕が言うのは申し訳ないですけど。
濱口優：朝ドラも3シーンは撮ってはるっていうね。
鈴木拓：舞台も、『志村魂』っていうのがあるんですよ、もうみんな泣いて。志村さんのその温かい演技とか。
濱口優：うん、うん。
鈴木拓：で、20何年前にですけど、「キャラクターコント」っていうのをやってたコンビがなかったんですよ、当時。
濱口優：うん。
鈴木拓：多分、最初ぐらいで。「キャラクターコント」っていうのをネタの中でやってたのが、そんなにいなくて。
濱口優：うん。
鈴木拓：どっかの街中にいそうな人を模してやるっていうのが。
濱口優：ああ、そうか。
鈴木拓：ウチら結構早かったんですけど、その時、やっぱ志村さんが「ああいう時のキャラクターっていうのは、人がこういう風な行動をする。しそうな行動をちゃんとやってって。いくら笑いがあるからって言って、そっち側に行くんじゃなくて、その人のキャラに則った行動をした方がいいよ」って。ウチら、教えていただいて。
有野晋哉：へぇ、いいなぁ。
濱口優：直伝でコントを。
鈴木拓：そうです。だから、塚っちゃんがオタクのコントをやったりとかっていうのは、多分、志村さんの教えで。
有野晋哉：ベースがあって？
鈴木拓：ベースがあって。「この人はこういうふうな…」とかって。
濱口優：凄い。
