2019年11月18日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、フリーキャスターの赤江珠緒が、女優・沢尻エリカに「別に」発言後に行ったインタビューの裏話について語っていた。
赤江珠緒：私、それこそ今朝。
カンニング竹山：はい。
赤江珠緒：朝の自分の番組、前やってたね。
カンニング竹山：はい。
赤江珠緒：今、羽鳥さんの番組、見てて。
カンニング竹山：はい。
赤江珠緒：「うわ！」ってのけぞりましたよ。
カンニング竹山：はい。
赤江珠緒：当時、私、沢尻エリカさんにインタビューしたことがありまして。
カンニング竹山：ああ、そうだ！
赤江珠緒：「うわ、使われてる」って思って。何も聞いてなかったから。
カンニング竹山：はい、はい。
赤江珠緒：それで、あの時にだから…12年ぐらい前ですよ。12年前に、人のね、過失というか失敗みたいなものに、たまたま私は立ち会う機会があって、お話してっていう、一回限りの出会い。
カンニング竹山：はい。
赤江珠緒：それとて、私にとっても色々お話をさせてもらったなっていうのはありますけど。後に、あとで「あれ、どうだったんですか？」って色んなところから訊かれたんですけど。
カンニング竹山：うん。
赤江珠緒：そこに便乗して、「あーでした、こーでした」って喋るのは失礼だろうなって思ってたから、「それについては喋らない」ってことできてたんです。あえて、それをぶり返すのもなぁって思ってたんですけど、今回、ブワーッて使われてて、「うわぁ」って思って。
カンニング竹山：はい。
赤江珠緒：一回だけ、『たまむすび』の放送で、初期の頃に吉田豪さんに私がインタビューしてもらった時に、私がインタビューしてもらった時に、その時の話になって。
カンニング竹山：はい。
赤江珠緒：あのインタビューって、私、一回きり、沢尻さんにお会いしただけなんだけど、よっぽど印象に残ることだったのか、結構色んなところでインタビューのことを言われてまして。
カンニング竹山：はい、はい。
赤江珠緒：で、あのインタビュー自体も凄い長い時間をとって喋ったんです。
カンニング竹山：はい、はい。
赤江珠緒：で、最初はなかなか心を開いてくれないようなところもあったんだけど、段々、話してるうちに色々とポツリ、ポツリと話してくれるようになって。
カンニング竹山：うん。
赤江珠緒：「別に」と発言してしまったことに、もう謝罪とかはしたくないけども、私は仕事に対してこういう思いでやってきましたってことを話してくれたから、「もうこれでいいですね、終わりましょう」って言ってたら、「いや、ちゃんと謝罪という形をとらせたい」って、前の事務所の方がおっしゃってて。
カンニング竹山：はい、はい。
赤江珠緒：一回、ブレイクっていうか、2時間空けて休憩して、で、色々と事務所の方も相談されたんでしょうね。「もう一回、再開してください」ってことで。
カンニング竹山：へぇ。
赤江珠緒：ウチとしてはもういいんだけど、「おっしゃるならお付き合いしますよ」って、ずっと待ってて。
カンニング竹山：はい。
赤江珠緒：それで、また2時間後にもう一回会って、喋りだしたら、また喋ってくれて。その中で、「私も主演女優っていう看板を背負っている状態で、あんな失礼なことをしてしまったことについては、凄く反省している。でも、私は演技や仕事に関しては一生懸命やったつもりだったんだっていうことを、赤江さんにお話しましたけど、伝わってないでしょうか？」と。
カンニング竹山：ほう、ほう。
赤江珠緒：って言われたから、「それについては、私は十分伝わったというか、そういう思いでお仕事されていたんだなっていうのは、受け止めましたよ」みたいな話をされたら、ちょっと涙流されて、っていうことがあって。
カンニング竹山：はい。
赤江珠緒：その時、今以上に若い時に世間からバッシングされて、色んなものと闘ったり、人には見えないところで背負ってるものも多いんだろうな。いっぱいいっぱいの部分も多いんだろうなぁ、若いのにって思って。
カンニング竹山：うん。
赤江珠緒：「ああ、頑張ってんだなぁ」みたいなのを私は思ったっていう、それだけのインタビューなんですけど。
カンニング竹山：うん。
赤江珠緒：それがね、改めてまた流れたりして。
カンニング竹山：へぇ。
赤江珠緒：それについて、その時の編集がね、間、2時間空いたとかもすっ飛ばして、VTRだからつないじゃって。そしたら「急に泣いて」みたいになって、当時、あのインタビューも批判もされたり、色々あったんですよ。
カンニング竹山：うん。
赤江珠緒：それについてあーだこーだ喋るのもなぁって思って、言ってなかったんですけど、今日、改めて見たら「我ながらいいインタビューだな」って思って。
カンニング竹山：はっはっはっ(笑)
赤江珠緒：「いい仕事してるなぁ」って。12年ぶりぐらいに見て。
