ケンドーコバヤシ、映画『コーダ あいのうた』で障害者を「聖人に描かなかった」ことを賞賛「僕と変わらないぐらいの人物像の描き方をしてて」

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2022年2月5日放送のFM OSAKAの番組『TENGA presents Midnight World Cafe~TENGA 茶屋~』(毎週土 25:30 – 26:30)にて、お笑い芸人・ケンドーコバヤシが、映画『コーダ あいのうた』で障害者を「聖人に描かなかった」ことを賞賛していた。

ケンドーコバヤシ:先日ね、映画を見てきまして。らしくない映画をね、見てきましたよ。大体、ケンドーコバヤシが選ぶと言えば、犯罪があり、裏切りがあり、ドンパチがありっていう。そういう映画を昔から好むんですが。

今回、銃声一発も聞かない映画、久々に見たなぁっていう。『コーダ あいのうた』っていうね、ちょっと話題になってるんですけど。見ておこうかなって思ってね。

簡単に説明しますと、聾唖っていう、耳に聴覚障害を持った家族の物語で。お父さん、お母さん、お兄さんは聴覚障害、耳が聞こえないけど、娘さんだけは聞こえる、と。普通に過ごせる、という。

これがね、非常によかったです。コバデミー賞候補に上がるぐらいよくて。やっぱりね、聖人に描かないっていうね。そこを徹底してたっていうか。よく映画にあるのが、障害持たれた方は、高潔な魂みたいに描かれるんですけど。

全然で。もう僕と変わらないぐらいの人物像の描き方をしてて。お父さんなんて、性病持ってるのにセックスしたがるっていうね、そういう凄まじいお父さんみたいに描いて。お兄さんもプライドが高いとか。お母さんはわりかし自分勝手に生きる、とか。

娘は娘で、人との接し方が上手くない、みたいな。素晴らしい映画で。かなり浸りながらね、運転しながら帰ったんですけど。浸って車を運転してたら、疲れもあってか、凄い勃起してきてですね。

そんな映画を見た、その足で家着いてそのままズボン下ろしてオナニーした俺はやっぱ一番頭おかしいなって思いましたけどね。

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