2019年9月7日放送のMBSラジオのラジオ番組『極楽とんぼ オレたちちょこっとやってまーす!』(毎週土 25:20-25:50)にて、お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が、「やりたいことを見つけろ」と言われても自然と見つかるものではなく「自ら決めるもの」であると語っていた。
加藤浩次:「やりたいことを見つけろ」っていうふうに言うとさ、なかなか見つかんねぇぜ。
山本圭壱:ああ。
加藤浩次:俺らだってそうじゃん。
山本圭壱:我々もね。あなたもそうでしょ?私もそうだったみたいに、「有名になりたい」みたいなキーワードだけだったりするわけじゃないですか。
加藤浩次:俺は違うけどね。
山本圭壱:あなた、「有名になりたい」じゃなかったの?
加藤浩次:違う、違う。俺は、みんな大学行ったりとかしてたけど、選択肢が狭まれたわけよ。俺は勉強してなかったっていうのもあったし、家庭の事情もあって大学に行けねぇなぁっていうのがあった、と。自分で。
山本圭壱:うん。
加藤浩次:同級生の子たちが、大学行ったときに、このぐらい稼いで俺がこのまま高卒で普通に働いてたら、そいつらより絶対稼げないなっていうのもあるし。
山本圭壱:うん。
加藤浩次:「じゃあ、自分が一番できることってなんだろう?」と思って考えたら、文化祭とかあったら司会で出て行ったりとかしてたから。
山本圭壱:うん。
加藤浩次:「いっちょ、賭けに出てみるか」ってことよ。
山本圭壱:お前、文化祭で自主映画みたいなんで『太陽にこけろ』っていうのやったんだよな?(笑)
加藤浩次:うん(笑)それはクラスでやったんだけどね。
山本圭壱:うん。賭けに出たわけだな。
加藤浩次:そこで決めたわけよ。「よっしゃ、東京出てそこ目指してみるか」っていうことに決めたのよ。
山本圭壱:うん。
加藤浩次:自然に生きてて、見つかったわけではないじゃん。
山本圭壱:たしかにな。決めて出てきたってことだもんな?
加藤浩次:決めたの。「よっしゃ。俺はもう大学も行かないから、そっちの世界でいっちょ、大博打してみっか」っていうことで東京出てきたから。
山本圭壱:それは俺も一緒だもん。
加藤浩次:あなたはもう、高校も行ってないようなもんだったし。
山本圭壱:行ってはいるんですよ(笑)
加藤浩次:ふふ(笑)