2020年8月13日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『おぎやはぎのメガネびいき』(毎週木 25:00-27:00)にて、おぎやはぎの小木博明が、偏頭痛での入院中に「腎細胞癌」と診断されて手術予定だと明かしていた。
小木博明:ヒマだから、入院中に何かしたいなって思って。
矢作兼:うん。
小木博明:「なんか調べられないですかね?体」って。
矢作兼:おお。
小木博明:そしたら看護師さんが、「ちょっと待ってください、先生に聞いてみますね」って。
矢作兼:うん。
小木博明:で、先生が今度来て、「小木さん、何か心配事あるんですか?」って。「いや、この際だから色々調べてください」って。
矢作兼:うん。
小木博明:「明日だったら、エコーとれますよ」って。「じゃあ、それでお願いします」って。で、次の日にまた看護師さんが来てさ。「今日は3階行ってください」って。
矢作兼:うん。
小木博明:で、「分かりました」って行くわけじゃん。昼間にエコーやって、夕方ぐらいにさ、看護師さんがまた来て。
矢作兼:うん。
小木博明:「明日、精密検査しなきゃいけない」みたいに言われて。まぁ、看護師さんとも話すきっかけもできてさ、こっちとしては。
矢作兼:うん。
小木博明:精密検査ってあんまりなかったけども、その看護師さんの手前、あんまり心配な感じもしたくないし、まぁ格好良く。
矢作兼:うろたえるのもイヤだし。
小木博明:ヤダから。で、次の日に精密検査して。朝して、夕方ぐらいかな、精密検査したら、すぐ結果なんか出ると思うのに、全然出ないわけよ。そしたら看護師が来てさ。「個室とってある」って言うの、検査の結果を知らせるのに。
矢作兼:ヤバイ、ヤバイ。
小木博明:「え?」って思って。でも、好きな看護師だからさ、うろたえたくないから。
矢作兼:また格好つけて(笑)
小木博明:そう(笑)「いいよ、個室なんて…言ってくれりゃいいのに」って。そしたら、泌尿器科の先生がお話があるって。
矢作兼:うん。
小木博明:そしたら、看護師さんも一緒に来てくれて。で、個室にさ、看護師さんも一緒に入ってきてくれるわけ。そしたら、泌尿器科の先生がいてさ、中に。
矢作兼:うん。
小木博明:で、モニターもあんのよ。それで言われたの。「腎細胞癌」ですって。
矢作兼:は?
小木博明:「腎細胞癌」って言われちゃったの。告知されたよ、癌告知を。ビックリしたよ、本当に。
矢作兼:今までの流れだったら、絶対ボケる内容じゃねぇかよ(笑)
小木博明:イヤ、だからビックリしたよ、こっちも。
矢作兼:腎細胞癌って?
小木博明:言ったら、腎臓癌よ。4cm以上あるんだけど。でも、ステージ1だから大丈夫なんだけど。
矢作兼:ああ、ステージ1。
小木博明:ビックリしちゃってさ。でも、看護師いるから、後ろに俺の。可愛い看護師いるから、俺も「ああ、そっすか」って。
矢作兼:ふふ(笑)
小木博明:「じゃあ、どうすりゃいいんですか?」みたいな、俺もうろたえたくねぇから。
矢作兼:凄い話すんなよ、お前。
小木博明:本当にビックリしちゃって。で、もう看護師も泣いちゃってる感じなの。俺も格好つけたいし、でもビビってるし。
矢作兼:ちょっと…
小木博明:こんな時間になっちゃった。皆さん、検査は行った方がいいね。
矢作兼:ということで…
小木博明:来週休みますよ。再来週も。手術する。
矢作兼:さようなら!
小木博明:さようなら!