2020年4月15日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、お笑いコンビ 博多華丸・大吉の博多大吉が、30年ほど前のカメラマンは「写真をその場で確認できなかった」ためハッタリのため怖くしていたのではと指摘していた。
博多大吉:CMとか、番組のポスター撮りとか、ああいう時にカメラマンさんに写真を撮ってもらうんですけど。
外山惠理:はい。
博多大吉:あくまで僕のイメージですけど、この業界にいらっしゃる方の中で、一番怖いのがカメラマンさんやったんですよ、写真の方の。
外山惠理:へぇ。
博多大吉:圧が凄いというか、有無を言わさないというか。
外山惠理:へぇ。
博多大吉:「黙って、俺がやっからじっとしてろ!俺のリクエスト通り、表情作れ!」みたいな。
外山惠理:え?引きつっちゃう、そんなの。
博多大吉:っていう方が多かったのね(笑)
外山惠理:怖い。
博多大吉:で、「何やったんやろうな?あれ」っていうの、どっかで引っかかってて。
外山惠理:うん。
博多大吉:ふと思ったんですけど、昔ってさ、デジカメじゃないから。最初にポラロイドみたいなの撮るんですよ。
外山惠理:はい、はい。
博多大吉:で、「こんな感じに仕上がりますよ」っていうのをクライアントさんに見せて、「じゃあ、そこから行きます」じゃない?
外山惠理:うん。
博多大吉:結局、仕上がり分からないままお帰りいただかなきゃいけないじゃないですか。
外山惠理:そうですね。
博多大吉:その時に、自信ない人だったら、向こうも心配になったのかな?早い話が、相当あれ、ハッタリかましてたんじゃないかな?
外山惠理:ふふ(笑)
博多大吉:「俺に任せときゃ大丈夫やから」みたいな。その勢いに飲まれてたのかなぁ。
外山惠理:ふふ(笑)それぐらい言わないと、自分で言わないと、鼓舞しないとって感じだったんじゃないですか?
博多大吉:撮れなかったのかな?そう考えると、今の写真のカメラマンさんは可哀想っちゃ可哀想ですよ。
外山惠理:まぁね。
博多大吉:一枚押すたびに、全員がやってきて。
外山惠理:そう、見てるんだもん。
博多大吉:モニターの前で、「ここをこうやれ」って。昔のカメラマンさんに比べたら、今のプロのカメラマンさんの下請け感って凄いよね。
外山惠理:そうか、そうか。
博多大吉:こうやって職業って、たった20~30年でもガラッと変わるじゃないですか。
外山惠理:そうですね。