2025年7月21日放送のTBSラジオ系の番組『空気階段の踊り場』(毎週月 24:00-25:00)にて、お笑いコンビ・空気階段の鈴木もぐらが、実の父親「白鳥の親父」との15年ぶりの再開と親父の見たくなかった姿について語っていた。
鈴木もぐら:俺、親父二人いるんすけど、一人がその、俺の親父っつうかね。
水川かたまり:うん。
鈴木もぐら:白鳥の親父っていう。俺が最初、生まれた時、白鳥って名前だったんで。
水川かたまり:はい。
鈴木もぐら:白鳥翔太って。白鳥羽ばたく、太いって名前で。
水川かたまり:カッケェ(笑)
鈴木もぐら:7歳まで、白鳥翔太だったんですけど。
水川かたまり:カッケェよ(笑)
鈴木もぐら:でも、家はカステラみたいな長屋の団地だったんで。
水川かたまり:うん。
鈴木もぐら:あの辺の地域では、だから白鳥っていうのはもう、貧乏な名前みたいな話だったからね。
水川かたまり:そうなんだ(笑)超金持ちの名前かと(笑)家の中にもうテニスコートとかありそうだもんな。
鈴木もぐら:うん。『白鳥麗子でございます!』みたいなのが始まった時、訳分かんなくて。
水川かたまり:うん。
鈴木もぐら:貧乏な名字と、大金持ちの組み合わせ、これが面白いのかなとか。いやいや、普通にそうじゃなくて、なんかねとんでもない「道明寺」みたいなさ。
水川かたまり:そう、そう。
鈴木もぐら:そっち系の苗字だったっていうのは後で気づくんですが。で、もう一人の親父は、本当に…なんか、なんだろう…絵とかが描いてあるような人っつうか。
水川かたまり:ふふ(笑)
鈴木もぐら:絵が好きな人(笑)
水川かたまり:ぼんやり言うと、絵が好きな人(笑)
鈴木もぐら:はっはっはっ(笑)
水川かたまり:背中に絵描いたりするのが好きな人(笑)
鈴木もぐら:いやいや、描いたりするっていうよりか、描かれる方(笑)
水川かたまり:ふふ(笑)
鈴木もぐら:って感じったんですけど。俺もだからそのね、白鳥の親父とずっと会ってなくて。高校卒業したぐらいからずっと会ってなくて、テレビの企画で、なんかその団地の話をしようみたいなのがあったんで。
水川かたまり:はい。
鈴木もぐら:久々に俺、生まれ育ったその団地を見に行こうと思って。地元に帰った時に、そしたらその地元の家の団地見に行って、近くのコンビニでタバコ吸ってたら、ブーンって車がキーってコンビの前入ってきて。
水川かたまり:はい。
鈴木もぐら:パッともう見たら親父で。「うわ、親父じゃん」みたいな。で、親父ももう完全に俺に気づいて、ウィーンってこう車入ってきてるみたいな。
水川かたまり:うん。
鈴木もぐら:で、それがもう15年ぶりとかで、会うのも。で、どうしよう。何喋ろうみたいな。急になんか親父来たけど、みたいな。
水川かたまり:うん。
鈴木もぐら:って思ってたら、その車の窓が開いて、そしたら俺の方見て、「おい、翔太!」って。「やっぱりジャグラーは面白れぇな」って。
水川かたまり:ふふ(笑)
鈴木もぐら:それでまた、ブーンっつって帰ってたっていう。まぁ、ジャグラーっていう、スロットマシンがあるんですけどね。
水川かたまり:ふふ(笑)
鈴木もぐら:しかも本当に、老若男女、誰でも楽しめる、光ったら当たりっていう凄い分かりやすいスロットがあるんですけど、なぜかそのジャグラーの感想言って、またどっか行くっていう。
水川かたまり:うん。
鈴木もぐら:単独で、地元の旭公演あったじゃないですか。
水川かたまり:うん、来てくれてたよね。
鈴木もぐら:そう、その時もなんか俺が友達と一緒にね、打ち上げみたいな感じで、地元のスナックって言うんですか。旭ではなんかスナックって言うんですよ。キャバクラとスナックの融合みたいな。本当に、あの辺独自の文化なんだけど。風営法どうなってんだ、本当に(笑)
水川かたまり:ふふ(笑)
鈴木もぐら:旭警察、よくわかんないんですよ、私も(笑)よくわかんないですけど、コンテナみてぇな、倉庫みたいなところ改造して(笑)
水川かたまり:住居というか、建造物とは違うからいいみたいな抜け方をしてんのかな。
鈴木もぐら:どういうことなのかわかんないんだけど。倉庫的なところを改良してあって、テーブルが置いてあって、カウンターもあって、ママいて、女の子いてみたいな感じの。それをスナックって呼んでるんですけど、飲み屋とか。
水川かたまり:うん。
鈴木もぐら:居酒屋っつったら、普通の居酒屋。飲み屋っつったら、そこみたいな感じなんですけど。そこ、友達と一緒に飲み屋行くかっつって行って、飲んでたら急に親父入ってきて。
水川かたまり:うん。
鈴木もぐら:これ絶対、誰かからのタレコミなんですけど。「ああ、翔太いんじゃねぇか」みたいな。偶然、そんなわけないから(笑)
水川かたまり:うん。
鈴木もぐら:「ここ、空いてんじゃねぇか、いいか」とか言って。隣のテーブル座って。そしたら、ママも「あら、パパじゃない」とかって。で、「ああ、いいよ。俺まぁ、ちょっと飲んでくからよ」とか言って。
水川かたまり:うん。
鈴木もぐら:別になんか俺に話しかけてくるわけでもなく(笑)隣のテーブルで飲んでて。そしたら、なんかパッて横見たら、ホステスの姉ちゃんが親父に「好きな手の繋ぎ方、何?」って。そしたら親父が「ん?チッ、これだよ」とか言って、めっちゃ恋人繋ぎしてて。
水川かたまり:はっはっはっ(笑)
鈴木もぐら:で、それ俺がパッて見たら、親父が「ガキが見てんだろうが」って。
水川かたまり:はっはっはっ(笑)
鈴木もぐら:いや、手は繋ぐんかいっていう。
水川かたまり:はっはっはっ(笑)


