2024年12月16日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、『水曜日のダウンタウン』名探偵津田で「考察」によりSNS上でネタバレを行う人に迷惑と感じる人もいると指摘していた。
伊集院光：まぁ、自由だし。これを別にダメだっていうことはないの。でも、俺らの時代にはない見方だから。
ドラマで言えば「考察」とか。これ(『水曜日のダウンタウン』の名探偵津田)で言うと、推理ゲームだから。推理ゲームの「あそこは俺、見つけたけどこうだ」っていうのをさ、すげぇ言いたい人いるじゃん。
あれってさ、どういう感じ？そのなんつうのかな、例えばだよ、俺なんかこう家でクイズ見てるじゃん。カミさんとクイズ見てるとさ、頭の方で分かることとかあるからさ、その途中で「これ、あれだろ」とか言ってると、大体3問ぐらいで、カミさんがもう自分の部屋に行っちゃうっていう。
「全然面白くない」って。「それをやられちゃうおかげで、全く楽しめないから」って言って。なんなら、昔、恋愛リアリティショーみたいな。旅をしながら恋愛リアリティみたいなやつで、「これはここにカメラが置いてあって、この画角だから、少なくともスタッフはこれを知ってないと撮れない画だから」って言ってるうちに、「もう全然面白くない」っつって、行かれちゃう(笑)
まぁ、これを家じゃないところでやりたいんだと思うんだけど。多分、その人の気持ちよさと反比例するぐらい、迷惑っつったら相当…特に当て物の途中をいち早く言っちゃう奴、みたいのは…なんかこういう時代だからしょうがない、みたいなことになんだけど。
なぁ、どうしたらいいもんなんだろうな。こっちは、本当に何度も言うように、見る側はまぁ、ある程度自由。そういう人は友達に絶対ならないけど、見る側はまぁまぁ自由だからさ。もうどうすることもできないし、「こうしてください」ってこともできないんだけど。
一方で、少しでも視聴率は取りたいけれども、告知はしないっていうスタンスと、もうそれをもう褒めて欲しくてしょうがないから、「犯人分かった！」みたいになる感じとか。
でも、これにある程度対応する、もしくは対応しないことにするとか。もっと言うと、俺らは大部分でこの人までは面倒見切れない、この人たちはレベル高すぎて面倒見切れないよなってことになってくるの。ケアはもう無理だってことになってくしかないんだけど。
一方で、「(ネタバレが嫌で)入ってくんなよ」っていう人の大変さ。どこのアカウントから来るかわかんないから、ミュートもできないじゃん。そうすると、「これはどうしたらいいんだ？」みたいな感じ。
なんかでも、それを超えて面白くしたい、みたいな意識もまぁまぁあるんだけどさ。
