2024年12月16日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、『水曜日のダウンタウン』名探偵津田 第3弾で改めて藤井健太郎Pの「面白さ」に懸ける情熱に驚いたと告白していた。
伊集院光:まぁ、タレントやってて幸せなことはさ、面白い番組に出してもらうとか、面白い番組に関わらせてもらうことなんだけど。その一方で、関わっちゃったが故に…っていう。
『水曜日のダウンタウン』の…ネタバレは全くせず喋りますよ。『水曜日のダウンタウン』の名物企画、「名探偵津田」のスタジオ収録はかなり前にあったんです。かなり前にあったんですけど。もう何も言えないのよ。
で、凄いのがその制作者の藤井健太郎っていう男の、「ここまですげぇんだ」と思ったのが、収録終わってから、放送が近づいた頃、何度か念押しで。よく、自分なんかも一応Xのアカウント持ってたりとかするんで、「伊集院さん、この出た番組をXで宣伝してください」って言われることは凄いたくさんあって。
例えば放送日が近づいたりとか、その放送の直前とかに、自分の出てますっていうのを言ってくれって言われることの方はままあんのよ。ままあるんだけど、その逆で、「言わないでくれ」っていう。
要は、それ普通に考えたら、テレビは視聴率が高ければ高いほど良いわけだから。しかもそのみんなが待ちに待った、「名探偵津田」をやるってなったら、何週間か前から「いよいよありますよ、ありますよ」っていうのを言った方が絶対良いじゃん。
なんだけど、「言わない方が面白い作り方にしてあるから、言わないでくれ」っていう。俺、多分初めてかも。オンエア日にも言わないで欲しいって。それはもうただ1個だけ、「その方が絶対面白いから」って。
で、その「名探偵津田」が放送された時のXとか、トレンドも入るわけよ。トレンドも入るんだけど、そこのみんなのつぶやきが「言ってよ」っていう(笑)もう「リアルタイムで、誰よりも早く見たかったのになんで?」って、みんなビックリしてんのよ。
で、よくできてる…まぁ、凄く周到にできてるのは、見逃し配信みたいなものもあるし、その代わり、「どうすんだよ。俺、言ってくれたら録画してたのに」っていう人たちの声に応えるために、とか。
前編・後編になってるから、前編をすぐに週末また再放送したりとかしてんのね。なんか面白いっていうことに対して、凄いなぁと。何度かこう同席させてもらって、収録出してもらってるけど、「あんまいない人だなぁ、こういう人」っていう。
それは世間には、いろんな基準の人がいるから、すげぇ怒られることあると思うんだけど。