2019年10月7日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、ラグビーワールドカップで解説を担当している元日本代表選手が「日本の勝利」と予想しながらも、実際に勝って「奇跡ですよ!」と涙ぐんでいることに「あの差を見るのが好き」と語っていた。
伊集院光:ラグビーね、太った人が大きなナッツを持って逃げるやつ(笑)体のデカイ人が、ナッツを持って逃げ回る(笑)「僕の、僕の」なんつって(笑)
あれで凄い思うことなんだけど。なんかね、試合前の段階で、まして大会が始まる前の段階で、元ラグビー日本代表みたいな人が、テレビで解説を頼まれると、まぁそう言うしかない、言うしかないから。
「日本はこれ、決勝トーナメント行きますよ」とか。それこそサモア戦の寸前で、もう「いや、たしかにここまでサモアとの試合は、4勝11敗と大変日本、分は悪いんですけども、これこれこういう弱点を突いてこうすれば、勝てます。三連勝できます」と。
「もっと言うと、4トライしてボーナスポイントまで得ることができるんです。はい、間違いないです」って終わって。で、実際、サモアと試合やって勝った時に、その解説した、予想した人が、もう泣くほど喜んでるのね。
「奇跡ですよ!奇跡ですよ!」って言ってんのね(笑)ああ、なんかそれが凄い好きなの(笑)みんなやっぱりこの日本代表をみんなで応援する空気になってて、元々、後輩たちなわけじゃないですか。そこでなんか、例えば冷静なブームに冷水ぶっかけるような分析、要らないじゃないですか。
だから、ちょっとでもいい方に考えて、「うーん…ちょっとアレかなぁ。よく言い過ぎかなぁ」って思いながらも言ったやつが、本当になった時のあの人たちの。「え?絶対じゃなかったんだ」っていう(笑)
あの差を見るのが凄い好きですね。