2024年5月20日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、AIがクレーマーの怒声を「穏やかなトーン」に変換する技術導入に疑問を呈していた。
伊集院光:時代がどんどん進んでいってさ、割とAI関係とかハイテク関係があるとニュースつい見ちゃいんだけどさ。見ては、おっさんだからさ、「これができたら凄い良い世の中になる」と思うよりは、ビビることが多いです。それがジジィってもんだから。
ソフトバンクが東大と研究して、最近その電話でクレーマーの強い口調が怖くて、心を病んじゃう人とかがいるから、カスハラっていうのがいるから、それをAIが判断して、柔らかい口調に変換してやってくれるみたいなのを、マジで。
で、割と近い内に本格導入するっつってんだけど。揉めない?だってさ、「お前、ふざけんじゃねぇぞ!いい加減にしろよ。俺がまた行って、交換すんのか?」って言ってるやつが、「ふざけないでください」ってなってるわけじゃん。
向こうは「いやいやいや」って言うじゃん。だけど、こっち側はすげぇ強い言葉で言ってるつもりなわけじゃんか。「お前、舐めんなよ」っていうことになんないの?で、それと逆に絶対ネチネチ、ネチネチ静かなトーンで言う奴の方が、俺の経験から言うと、俺がスーパーでバイトやってた経験から言うと、「おい!この間の肉よ!」って言ってくる人よりも、「お宅ではそういう衛生管理をしてるんですか?」みたい人の方が、もう胃が痛くでキツかったけどね。
ああいうのをさ、色々こう変換する、色んなところたとえば、メールの文章なんかも楽勝で変換して、丁寧にして出しますみたいなことをやるじゃん。で、もらった奴が書いたやつも、変換して出すわけじゃん。何これ?(笑)
この行き交ってるものは一体何なのっていう。