2025年1月6日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、漫画『ふつうの軽音部』を登場する楽曲を聞きながら読むことをおすすめしていた。
リスナーメール:2024年ベストバイは、原作 クワハリ/漫画 出内テツオ、ジャンプコミックス+で連載中の『ふつうの軽音部』っていう漫画が面白いです。
伊集院光:で、何通かありまして。まぁ基本的には、あんまやる気がなく過ごしてた女の子が、新規一転して。ロックがこの子好きなのかな。で、ロックも周りのことは少しずれてるっていう感じなんだけど、好きで。
高校に入ったら、軽音楽部に入りたくて、で、そのために楽器を買いに行くってところから話が始まって。で、その軽音楽部での人間模様、みたいなやつが、まぁ青春みたいのが。
で、困ったことに、この子の音楽のセンスが周りのいわゆるその普通の女子高生と、どれぐらいズレているのかもわからないし。もっと言うと、逆に言うとずれてるとこの子は思ってるけど、多分、音楽好きな人には、センスのあることなんだと思うの。
「あ、こういうの好きなんだ。癖あるけど、好きだよね」っていう共感ももらえるんだろうというのは、長年漫画を読んできたことで、その字面に書いてある曲名が、どういうものなのかは、この人の表現も上手いから。「なるほど、多分普通のクラスメートたちが聞いてるものよりは、特徴立ってるから、「私もそれ知ってる」とはならないんだけれども。
出てくる曲をそんなに僕は知らないっていう。たまにスピッツとか、あとごくごくたまにザ・ブルーハーツ『リンダリンダ』とか出てくるから、それはおじさんでも分かるんだけど。そこがストレートに入ってこないんだけど。
…読み方として、このリスナーさんが書いてくれてるのは、「楽曲を聞きながら読むといい」と。演奏シーンとか出てくると、やっぱり楽曲聞くといいよって書いてあって。正月だから、楽曲を聞きながら見てみようって言うんで、漫画読んでみたらいいんだよね。よくて、その途中でこの彼女が頑張って歌う曲の中に、Hump Back『拝啓、少年よ』っていうのがあって。
で、それを聞いた時に、元々これを聞き覚えある人は、そこのフォント、字体とか、そういうことで入ってくるんだろうけど。そこに入ってこない俺はゼロからだから、より一層。元々、イメージがあって湧かせられる人は、十分漫画だけで面白いんだけど、より面白いみたいことだと思うんだけど。
これのおかげで、この漫画も面白いし、で、俺もちょうどだけど女子高生の頃に軽音楽部だったから(笑)ちょうどその時のこととかも、凄い面白いから(笑)イカ天バンドに憧れてだったから(笑)「なんすか?イカ天バンドって」って、うるせぇな、いちいちマウント取ってくんじゃねぇよ(笑)