伊集院光、女優・岸井ゆきのですら感服する安藤サクラの演技力の高さに驚く「同業者にもお芝居を感じさせない」

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2019年11月20日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、女優・岸井ゆきのですら感服する安藤サクラの演技力の高さに驚いていた。

伊集院光:すげぇ人、誰?「この人は、テクニックを超えちゃってんな」っていう共演者。

岸井ゆきの:本当に凄いなって思う女優さんは、『まんぷく』で一緒だった安藤サクラさん。

伊集院光:はい。

岸井ゆきの:本当に「そこに存在してる」っていう力が凄いというか。私達は、セリフやト書き、台本を与えられてそこから考えて生み出すんだけど、なんか、「ここにいた」っていう説得力が凄くて。

伊集院光:え?どういうこと?

岸井ゆきの:やっぱ、お化粧してその時代の人になって、現場に行って、やっと私達は移れるけど、でも、多分、ここに10年なら10年住んでたっていう設定だったら、10年いたような空気をまとっていて。

伊集院光:へぇ。

岸井ゆきの:それはやっぱり、サクラさんの人生を考える深さっていうのは、ちょっと尋常じゃないんだろうなっていうのは、凄く毎日感じていました。

伊集院光:それのね、今、言ったことで言うと、テクニックが何割なんだろう?僕、『万引き家族』で観た時に、インスタントラーメンを菜箸で食べてて。

岸井ゆきの:ふふ(笑)

伊集院光:菜箸で人を差すのね。あの下品さってすげぇなって思って。

安田美香:ふふ(笑)

伊集院光:これはどれぐらいテクニックでやってんのか、役になりきったら、もうそういうふうに体動いちゃうのか、みたいなのが全然分かんないっていうか。

岸井ゆきの:うん…お芝居を感じさせなかったですね。

伊集院光:同業者にも感じさせないのが凄いんだ。

岸井ゆきの:台本を読んでて、サクラさんが次のセリフ、こう言うって分かってても、こっちも初めて聞いたみたいな気持ちになる。

伊集院光:凄い、凄い。

安田美香:それは台本を読み込んでるからできるんですかね?

岸井ゆきの:どうしたらできるんだろう…「今、生まれた」って言葉を言ってるって気持ちが凄くあるんですよね。

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