2023年3月29日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、『たまむすび』最後の出演のエンディングで涙を必死に堪えながらも耐えきれなくなってしまったと告白していた。
山里亮太：基本的には、テンション高めに途中で思い出とかは語らず。CM中とかに番組と関係ない話を赤江さんとしてれば、これは泣かずにいけるぞみたいなのがあったから、自分の中で。
それはずっと遂行してたのよ、CM中も。「この前さ、ウチの子がさ」みたいなことで言うとか。なんか、赤江さんにそういう相談するとかっていうので、なんか「今日、この一個一個が最後だ」から目を背け続けて。
で、かつリスナーさんが面白いのをくれるから、それを話して。で、進行を楽しくやって、キャッキャ、キャッキャしてたら、「よし、これは逃げ切れる」って。で、町山さんがちょっと最後の方のコーナで、ちょっとしっとりしてたから。その町山さんのしっとりに、俺もしっとりいきそうだったけども、そこもご陽気に町山さんの失敗談かなんかを聞きながら笑って。「あ、行けた行けた」なんて思いながら。
で、最後の最後のエンディング。エンディングがもう本当に、これが本当に火曜『たまむすび』、山里の最後。赤江さんと一緒にこのブースの中で喋るの最後だなと思うと、「うわぁ」と。危ない危ないと思ったけども、いけるかと思ってやってたら…
なんかやっぱ最後ね、「どうでした？」みたいな時に、で、俺は地雷が「楽しかった」だから。「楽しかった」を言わなきゃいけると思って。泣かない方向でいけるなぁなんて思ったけど。
「いや、本当にね、元々始まった時は…」みたいなって言い出した時に、自分で始まった時ね、その時の池田プロデューサーに「山ちゃんがラジオの先輩なんだから、赤江さんにラジオ教えてあげて。この人はどんな人か、山ちゃんが引き出すんだよって言われた」って、俺が泣きたくないくせに思い出話から始めちゃったのよ、一番ダメな。
で、ヤバイと思って。やってきて、で、ずっとこのブースで喋ってきてみたいなことを言ってる時に、「危ない危ない。これ泣く」と思って。でも、あの単語、「楽しかった」さえ言わなければ俺は泣かないっていうのが分かってたけど、この感情で何に表現したらいいんだろう、「楽しかった」使ったらいけないんだと思って、出た言葉が「面白かった」って言って、同じような意味合いで泣いちゃうっていうね(笑)
「面白かったんです」で、ブワーッてなったら、赤江さんが「うわっ！」って、「目、ビッチャビチャになってる」って言うから。で、「危なっ」てなってるところで、ウチらずっとやってきた全裸監督のコントに赤江さんが持ってって。
「多分、この子最後泣くだろうから」って分かってるから。赤江さん、前回俺が産休で泣いてたのを聞いてから、『不毛』で。泣くだろうと分かってたから、すぐミニコント入って。で、ミニコントやってる途中に、だから俺、村西とおる監督をずっとやってたのね。
やってる途中に、なんかもうスイッチがちょっとバカになっちゃってるから、これがなんか感動のセリフと繋がるか分かんないけど、「ああ、俺もうこの村西とおるが最後なんだなぁ」と思いながら(笑)ラスト村西とおるだと思ったら、それまた泣きそうになってきたら、そこで作家さんがリスナーメールくれて、なんとか俺を涙、せき止めて終わらせるみたいな。泣かずにすんだわ、みたいな感じで。
