2022年12月10日放送のテレビ東京の番組『ゴッドタン』にて、お笑いコンビ トム・ブラウンの布川ひろきが、セクハラをしてくる同僚に見事な復讐を果たした女性コンビニ店員に驚いた過去について語っていた。
布川ひろき:僕の知ってるヒドイ女は、「バイト先の女」です。
矢作兼:へぇ。
布川ひろき:僕が北海道でバイトをしてた時なんですけど。僕、とにかく風俗が好きで。
矢作兼:うん。
布川ひろき:バイト先に、連絡ノートっていって、勤務時間が変わる人のために、連絡を残しておくみたいな。
矢作兼:ああ、はいはい。
布川ひろき:その連絡ノートに、僕はいつも風俗のレポを書いてたんですよ。
小木博明:おお(笑)
劇団ひとり:それ、何のバイト?
布川ひろき:コンビニのバイトですね。で、ある日僕が、またいつものように夜勤終わり、風俗に行ってプレイルームで待ってたら、お嬢がバッと来るじゃないですか。で、カーテン開いたら、夕勤のバイトのB子ちゃんだったんですね。
矢作兼:おお。
布川ひろき:「え?B子ちゃんじゃん…」って思って。そしたら向こうも僕の顔を見て、「キャッ!」ってカシャって閉めて。そしたらもう30秒ぐらいで別の女の子が来て。「あの子、お腹痛くなっちゃったんで。私がお相手します」って。
小木博明:そんな分かりやすく…
布川ひろき:で、そしたらその子凄いよくて、普通に終わって。
矢作兼:うん。
布川ひろき:で、次の日に僕がバイトしに行ったら、夕勤でその子が来て。そしたら「布川さん、あのことは誰にも言わないでもらえたら助かります」って。
矢作兼:うん。
布川ひろき:でも、「同じ夕勤のY君だけは、信用できる人なんで、その人だけは喋ってもらっても大丈夫です」って言われて。「ん?どういうこと?」って思ったんですけど。
小木博明:うん。
布川ひろき:まぁ、僕もちょっと誰かに喋りたい気持ちもあったんで、Y君に「こういうことあって」って言ったら、「え?そうなんですか。じゃあ、俺、行ってきますわ」ってなって、どうやら行ったらしいんですよ。
矢作兼:なるほど。
布川ひろき:で、また僕が別の日に夜勤終わって店に行って。そしたら、その女の子がいたお店の受け付けを通ったら、そこの受け付けに写真が貼ってあって。「本番強要罰金50万円」って書いてある、Y君が貼ってあったんですよ。
矢作兼:おお。
布川ひろき:「え?どういうこと?」って思って。で、僕もびっくりして、すぐにB子ちゃんに電話したんですね。そしたら、「実はY君、毎回バイトの夕勤の時に私が風俗で働いてるのを知ってたから、凄いセクハラをいっぱいしてくるんです」と。
劇団ひとり:うわぁ。
布川ひろき:それがとにかくイヤでイヤでしょうがなかったんで、どうしたら仕返しできるかなって考えたら、「あ、本番強要50万を貼られるの一番イヤか」って思って。
矢作兼:うん。
布川ひろき:でも、その子からしたら、自分で働いてるお店に「来てよ」って言うのは変。だからどうしようかなって考えたら、連絡ノートに僕がよく店が書いてあったんで、「私、この店に移籍したら、布川さんは必ず来る」と。
矢作兼:すげぇ!
布川ひろき:で、来るから、たまたま会った感じにする。たまたま会ったら、布川さんはバイト先の人に言う、そしたらセクハラするような男だから、Yは必ずお店に来て、本番強要する。そしたらポラロイド貼られる。完璧だって。
矢作兼:うわぁ!
布川ひろき:古畑任三郎の鈴木保奈美さんとほぼ同じ手口で。
劇団ひとり:そんな話なの?(笑)
布川ひろき:人の心を使った完全犯罪の話なんですけど。
劇団ひとり:じゃあ、最初に開けて「キャッ!」っていうのもお芝居だった?
布川ひろき:お芝居だったんですよね、全部。「凄っ!」って思って。
矢作兼:めちゃめちゃいい話(笑)