2022年12月10日放送のテレビ東京の番組『ゴッドタン』にて、お笑い芸人・ヒコロヒーが、松竹芸能の元アイドルである後輩芸人に陥れられた経験があると告白していた。
ヒコロヒー:私が知っているヒドイ女は、「私に憧れる女」です。
矢作兼:ほう。
ヒコロヒー:10年ぐらい前、私がまだ大阪で活動してた時なんですけど。当時、事務所の後輩で、「元アイドルやってて、芸人になりました」っていう子がいて。
小木博明:うん。
ヒコロヒー:その子が、入ってきた時から、「凄いヒコロヒーさん好きです。ネタも面白いし、尊敬してます」って言ってくれるから、私も嬉しくて、しょっちゅうご飯行ったりとか、お茶行ったりしてたんですけど。
劇団ひとり:うん。
ヒコロヒー:ある時、私がライブの順位がどんどん良くなって、そしたら事務所がオーディションを振ってくれたり。そのオーディション通って、ロケ行かせてもらうことも増えた時に、「最近ヒコロヒーさん、どうですか?」って言われたんで、「仕事もちょこちょこ、今までに比べたらもらってるけど、実力も足りてないし、もうちょっと力つけな話にならへんな」みたいなことを喋ったんですよ。
小木博明:うん。
ヒコロヒー:そしたら、その日の夜にマネージャーから電話かかってきて。「お前、どういうことやねん」と。「今すぐ事務所来い」って言われて。「え?なんですか?」「いいから来い」って言われて行ったら、「お前、どういうつもりやねん」「事務所からの仕事、いらんのか?」って。
矢作兼:うん。
ヒコロヒー:で、「ちょっと待ってください。話、見えないんですけど」って言って、蓋を開けてみたらその子が私とメシ終わった時間に、その足で、マネージャーに「今からご飯行けますか?」って言って、「ヒコロヒーさん、今ある仕事、全部要らないって言ってるんですよ」と。
矢作兼:おお。
ヒコロヒー:「でも、私やったら一個一個、ありがたくやるんですけどね」っていうことをマネージャーに言ってたよって言われて。
劇団ひとり:怖ぇ…
ヒコロヒー:腹立つなぁって思ってたら、その2日後ぐらいにそいつから電話来て。「マネージャーからも聞きました。行き違いですみませんでした」みたいなのを言われたんですよ。
劇団ひとり:うん。
ヒコロヒー:「行き違い?」って思いながらも、もういいやって思って、「はい、はい」って言って、電話切って。で、1ヶ月ぐらい経った後に、そいつからまた電話かかってきて。「今、カンテレの番組のスタッフさんたちみんなと飲んでて。今日ハマったら番組一本決まるぐらいの凄い飲み会なんです。この間したこと申し訳ないと思ったし、ヒコロヒーさんどうですか?」って言ってもらって。
小木博明:うん。
ヒコロヒー:で、私も当時、芸歴2~3年目ぐらいだったんで、「そんなんあんねや」って思って。「ほな行くわ」って行ったら、高級料亭みたいなところで。「おはようございます」って言ったら、その子が「あ、おはようございます」って来て、「じゃ、私帰りますね」って言って、帰ったんですよ。
劇団ひとり:怖っ。
ヒコロヒー:その後、取り残された座敷みたいなところにいるんですけど、オジサマたちが10人ぐらいいて、その間に、女性たちが一人ずついるんですけど、「キャーッ!」って聞こえて、パッと見たら、ブラのホック外されたとか。
朝日奈央:えっ…
ヒコロヒー:で、こっち見たらオジサマとど金髪みたいな女性がベロベロチューチューしてて。「なにこれ?」ってなって。そしたら、オジサンが「君、何飲む?」って。
矢作兼:うん。
ヒコロヒー:「いや、私、カンテレの方がいるって聞いて…何の番組とかされてるんですか?ヤバいですよ、こんなん」って言ったら、そのオジサンが「え?ここ、カンテレの人なんか一人もいないよ」って。
朝日奈央:え?
ヒコロヒー:「え?ちょっと待って。カンテレの人って聞いてますけど…」「じゃあ、君も女の子一人呼んだら帰れるよ」って言われて。その時、私、「あ、売られたんや…」って思って。
朝日奈央:ああ…
ヒコロヒー:結局、その子がその場から帰りたかったから、私を呼んで自分バッと帰ったんやと思って。
矢作兼:へぇ。
ヒコロヒー:結局、私はその子と距離を置いて。最近になって、そいつのインスタグラムを見たら、細長い犬を飼ってて。「何してんねん、コイツ」って。
矢作兼:それはいいだろ(笑)
劇団ひとり:それ聞いて、「ドイヒー」ってなんないよ(笑)
矢作兼:つながらないんだよ(笑)