言い間違え漫才前のナイツ
若林正恭:全然面白くなかったんだよ、ナイツって。言い間違え漫才の前。
春日俊彰:うん、そうだね。
若林正恭:ねぇ、飯塚ね。…いや、ウケてはないでしょ。それ、ファクトとしての話で。人気、ウケてるって意味では、全然だったじゃん、ナイツは2006年まで。
春日俊彰:そうね。で、見た目的にも人気出るような感じの2人じゃないしね。
若林正恭:見た目はイケメンだけど、よく見たら。
春日俊彰:どこがだよ!(笑)
若林正恭:お前、それはよくないよ(笑)数少ない同期に向かって。
春日俊彰:土屋君は最近なんかね、いいオジさんみたいになってきたけど。
若林正恭:うん(笑)
春日俊彰:若い頃の土屋君はヒドかったから(笑)
若林正恭:でも、ファッションセンスはあったから。
春日俊彰:どこがだよ!2人ともないだろ、塙君も。気にしてないし、多分、2人も。その人気はとりにいってなしいさ。
『あちこちオードリー』での発言にナイツ塙が…
若林正恭:ナイツに挨拶行ったら、塙君がやけに「あちこちオードリーで名前出してくれてありがとうね」って何度も言うから。
春日俊彰:ほう。
若林正恭:で、笑ってんのよ。
春日俊彰:うん。
若林正恭:「なんだったっけな?」って思ったら、その前の日に、『あちこちオードリー』で、「ナイツも言い間違いのネタをやる前、めちゃめちゃつまらなかった」って言った次の日で(笑)
春日俊彰:ああ。
若林正恭:そういう意味で言ってたのかって思って(笑)だから、スタッフさんが笑ってたから。
春日俊彰:ああ、なるへそ、なるへそ(笑)「言ってくれたな」って意味で(笑)
人気コンビたちのライブに入れなかったオードリーとナイツ
若林正恭:「最初の5年、つまんなかったよね」って言ったら、言ってたね、塙君が。
春日俊彰:うん。
若林正恭:「お互い様じゃない?」って(笑)
春日俊彰:そうだね。
若林正恭:はっはっはっ(笑)だって、それで流れ星とか三拍子とか磁石とかが忘れてたけど、人気あってウケるライブが合同ライブやってたんだよね。
春日俊彰:そう、そう。
若林正恭:そこに入れないんだよね、俺らとナイツとマシンガンズは。
春日俊彰:うん、ファンがいないからね(笑)
若林正恭:ファンがいなくて、スベってるからね(笑)
春日俊彰:そう、そう(笑)
若林正恭:ふふ(笑)
春日俊彰:ちゃんとファンがいない理由がハッキリしてる奴らがね(笑)
ナイツ塙のようになりたかったオードリー若林
若林正恭:塙君とかもさ、やっぱさ、格好いいじゃん。
春日俊彰:うん。
若林正恭:ナイツって格好いいじゃん。漫才をさ、ずーっとやってきた、浅草背負ってさ。
春日俊彰:うん。
若林正恭:幹部とかにもなってるじゃない、漫才協会で。
春日俊彰:そうだね。
若林正恭:で、ここへ来てさ、また審査員やってたりしてさ。
春日俊彰:うん。
若林正恭:俺はさ…そうなりたかったんだよ、俺。
漫才師としてのナイツ塙の強烈な一言
若林正恭:そうだよな。俺もついこの間考えたよ。月、何本漫才をやったら現役って言っていいのかなぁって。
加納:はっはっはっ(笑)
若林正恭:本当に考えた。ナイツはバリバリの現役、レジェンドクラスの漫才師になってるじゃない。
加納:じゃあ、ベースではやっぱ漫才をやっていきたいという?
若林正恭:あるある。あるし、あとこういうところで若い子と漫才の話になった時に、「俺、していいのかな?」って思っちゃう自分もいるのよ。
加納:へぇ。
若林正恭:あんまり立ってないと。だから、塙君が言うのよ。「そんな漫才やってないもんね」って直接。
加納:え?イヤな言い方。
若林正恭:ドキッとするから。それを跳ね返せるぐらいの舞台数って月何本なのかなって思って。
ナイツ塙、ドリームマッチでの逆ギレ
若林正恭:「塙君、この後、(ドリームマッチの打ち上げに)ロケバスで移動らしいね」って言ったら、「もう帰るよ」って。
春日俊彰:ほう。
若林正恭:「帰んの?なんで?」って。
長田庄平:ふふ(笑)
若林正恭:「最後まで誰にも指名されないし、帰る」って。
春日俊彰:そんな理由で?(笑)
長田庄平:いや、そうなんですよ。塙さんって、俺のイメージは「いいよね、こんなんで」みたいな、結構フランクな感じなのかなって思ったら、ガチガチ気にするタイプで(笑)
若林正恭:はっはっはっ(笑)逆にね、笑いにしそうなタイプなのにね(笑)
長田庄平:そうなんですよ。逆に笑いにしてくれるのかなって。
春日俊彰:いや、そうだね。「どうせ俺を選ばない奴らと楽しく飲めない」ってことでしょ?(笑)
若林正恭:はっはっはっ(笑)
春日俊彰:「お前らは俺らを選ばないんだから、楽しく飲めないから帰る」って(笑)
若林正恭:「帰るよ、俺。誰も選ばないんだから」って(笑)
松尾駿:切ねぇ(笑)
若林正恭:いやいや、おかしいよって(笑)
松尾駿:そうだから選ばれないんですよ(笑)
若林正恭:はっはっはっ(笑)そうだよね(笑)
若林、ナイツ塙に色んなことを言いたくても言えない理由
若林正恭:ナイツなんだよ、時間を一番ともにしてるのは。
春日俊彰:似たところ、似た歩みっていうのはね。
若林正恭:だけど、塙君って言い過ぎると傷つきそうじゃん。
春日俊彰:ふふ(笑)ああ。
若林正恭:なんか。塙君って責めていい人じゃないんだよね。あと、塙君に言いたいことはいっぱいあるんだけど、責めてると塙君を、ツッチーが悲しい顔をすんのよ(笑)
春日俊彰:はっはっはっ(笑)
若林正恭:だから俺、なんかね…塙君って、言われる人じゃないんだよね。
春日俊彰:まぁ、そうだね(笑)
若林正恭:漫才の能力者ってイメージもあるから。
春日俊彰:うん、うん。
若林正恭:でも、あの人やっぱおかしいじゃん。
春日俊彰:ふふ(笑)おかしい、おかしい。普通じゃないよ。
若林正恭:普通じゃないけど、普通じゃないってことを言うとさ、シュンとしてくるからさ。バチバチやるって感じじゃないじゃん。
春日俊彰:ああ、たしかに。
若林正恭:うん。
春日俊彰:言い合いになるイメージはあんまないね。
若林正恭:ないんだよなぁ。で、ナイツと誰ともそうしないじゃん、だって。
春日俊彰:あんま喧嘩絡みみたいなのないね。
若林正恭:そうだよね。で、ナイツも急に売れたからね。ナイツだって、言い間違いの漫才の前、めちゃくちゃつまんなかったんだからね。
春日俊彰:そうだね。
若林正恭:俺たちしか知らないよな。春日言ってたよね、「オードリーとナイツとマシンガンズ、めちゃくちゃつまんなかった」って。
春日俊彰:はっはっはっ(笑)言ってた(笑)それをお互いに思ってるからね(笑)
若林正恭:はっはっはっ(笑)