伊集院光さん・有吉弘行さん・加藤浩次さん・岡村隆史さんによる、飲食店などでアルバイト店員が悪ふざけを行い、その様子をSNSにアップする「バイトテロ」の社会的影響や、マスコミの報道姿勢についてのトークをまとめてみました。
伊集院光、「バイトテロ」実行者以外への影響
まず直感的に思うのは、もう自分がああいうのを何もやってない、普通にちゃんとくら寿司で働いている人だったら、もう超面倒くさい。
もう絶対、講習とかやるじゃん。もうさ、あんなことやる気、毛頭ないのに。元々、「バカじゃねぇの?」っていう。まぁ、その今、くら寿司で働いてる人と別個に分けないと誤解があるから。
俺ね、俺がバイト時代なんか、もう最低限のことしかしたくないの。バイトの時間中に、あんなの撮るのもイヤだし(笑)もうとにかく、「僕はこれでオゼゼをいただいている」っていうことをやるっていうのが基本ラインだったから。
面倒くさいよね。あれでほら、まぁ今までそれがさぁ、杜撰だったって考えるかどうかは、俺知らないけど。俺はこれから、回転寿司でバイトする気がないから。だから、「スマホの職場持ち込み禁止」とかなるじゃん。
すげぇ面倒くさいよね。あと、ミーティングとか絶対長くなんだよね。アイツのせいで。何なら俺、アイツから金欲しい、俺が同僚だったら(笑)俺が同僚だったら、アイツから金欲しいなって絶対思うのね。
伊集院光、「バイトテロ」のせいで店側だけでなく他のバイトたちも迷惑を受けると指摘「絶対、講習とかやるじゃん」
伊集院光、刑事罰・民事罰は抑止力となりうる
伊集院光:どこまで追い詰めちゃっていいのか分かんないのね。どこまで追い詰めちゃっていいか分からないから、それは色々さじ加減はあると思うものの、やっぱりどっかでああいうことをすると…報道するべきことは、「ああいうことをすると、厳罰が与えられるんだ」っていうことだと思うの。
それを、「与えられたのかな?与えられないのか?」のまま、多分、流行りが終わっていくと思うんだけど、どれぐらいの厳罰が与えられたかは絶対いるような気がするの。だって、それが抑止力には絶対になるから。
伊集院光、「バイトテロ」についてニュース番組で報道するべきは「厳罰が与えられる」ということだと主張「それが抑止力になる」
伊集院光、繰り返し映像を流すことに疑問
伊集院光:朝のテレビとかで、延々とあれを流す理由、何?それもさ、「最近話題になっている」っていう前置きから、今までのそういうやつ、全部流すじゃん。
「最近、話題になっている」っていう自覚で行くんなら、もうあの不愉快な映像、要らないよね?あの人たちのやってることは、拡散だよね。
ましてや、中には自分でヤベェと思って、もうアカウントから消してるやつを、クローンサイトから見つけて、で、それをテレビで流すじゃん。それは何?
伊集院光、「バイトテロ」の不愉快な映像を繰り返しニュース番組で流すことに疑問「やってることは、拡散だよね」
加藤浩次「こんなバカ黙殺だ」
加藤浩次:お股におたま当ててんだよ。
徳井健太:やってましたね。
有野晋哉:クビ覚悟でやってんですか(笑)
徳井健太:悪ふざけですよね。
加藤浩次:だから、俺も言ったんだよ。「こんなバカ、黙殺だ」っつったんだよ(笑)
有野晋哉:はっはっはっ(笑)
徳井健太:黙殺?
加藤浩次:『スッキリ』でやっちゃってんだけど。っていうか、やっちゃってて、こんなこと言うのもおかしいけど、やればやるほど喜ぶんだから。
田村亮:ああ、はいはい。
加藤浩次:悪い方にヒット数増えたりしたら喜ぶんだから。「黙殺した方がいい」って言ったんだよ。
徳井健太:なるほど、なるほど。
有野晋哉:テレビで拾わんでいいのにね。
加藤浩次:喜んじゃうんだもん、それで。
有野晋哉:成人式みたいなことですよね。
加藤浩次:うん。
徳井健太:そうですね。
加藤浩次:何なのかな、あれなぁ。最初の奴は、「やってみた」パターンで。で、批判浴びた、みたいなことで。
田村亮:うん。
加藤浩次:批判浴びるの分かってて、「クビ覚悟」って自分でテロップ入れてんだもん。バカ丸出しだろ。
有野晋哉:親ごと怒られるのかな。
徳井健太:しょうがない、一定数いますからね、そういう人は。
加藤浩次:それでお客さん来なくなって潰れて、損害賠償求められるケースもあるんだから。とんでもない額を求められるケースあるからね。
徳井健太:それ言っといた方がいいですね。
田村亮:クビだけじゃないよって話をね。
加藤浩次:半径5 mしか見れてないから、自分のことしか。
加藤浩次、炎上したすき家の「お股におたま」動画で「クビ覚悟」と自らテロップを入れていることに呆れる「バカ丸出し」
有吉弘行、「顔出し報道」を希望
有吉弘行:ああいうやつ、一番困るね。腹立ってしょうがない。
安田和博:本当ですよ。
有吉弘行:あれ、やっぱり顔出しちゃダメかね?しかし。
安田和博:うん、なんかね。
有吉弘行:だって犯罪でしょ?あんなの。
安田和博:犯罪ですよ。
有吉弘行:企業側にしてみれば、あんなのダメでしょ。大きいでしょ?
安田和博:うん、大きいと思う。イメージダウン。
有吉弘行:あれ、くら寿司のやつも見た?「はい、まずはこの魚を…」って、ボーンってゴミ箱に捨てて(笑)
安田和博:ヒドイよね(笑)
有吉弘行:「ウソ、ウソ」みたいに上げて、調理すんだよ。最低だよ。
安田和博:最低。何が面白いと思ってんだかね。
有吉弘行、セブンイレブンやくら寿司のバイトによる炎上動画拡散についての報道に疑問「顔出しちゃダメかね?」
岡村隆史、「悪ふざけ動画を撮影する余裕」に疑問
岡村隆史:一時ちょっとファーッと問題になって、消えてたなぁと思ったら、またここへ来てもう、ウワーッと増えてきて。
あれは、インスタのストーリー?24時間で消えるからね、あれ自体はね。そんなに、アレなんやな、余裕あんねんな。俺、やっぱりコンビニなんかめちゃくちゃ忙しかったから。
バイトしてた時、めっちゃくちゃ忙しかったもん。あんなん…だから、その時は別に、そういう形態があるアレでもなかったから。全部、事細かく決められててんけどなぁ、やること全部、コンビニで。よう、あんな時間あったなぁと思うけどなぁ。
いや、やること多いはずやぞ。この時間からこの時間は…まぁどの時間帯に皆さんバイトしてんのか分からへんけど。なんか、俺らの時はめちゃくちゃ決まっててんけどなぁ。
「この時間にワックスがけ」とか、「この時間に品出し」とか。「この時間になったら配達くるから、この時間にはもう廃棄せなアカン」とか、事細かく全部決まってたから。
発注とか、えらい間違えたことあったけど。プリン、無茶苦茶送られてきた時とか。ボーッとしてたからね、あの時もう。バイト行って、養成所行って、大学行ってたから。もう何が何やら分からんままで、結構、任せてもらえるようにまでなってたから。
だって、NSC入る前に50万貯めたぐらいやからね、コンビニで深夜。ただ、めちゃくちゃ忙しかったから。ようあんなアホ動画撮る時間あったなぁっていうふうに思うんですけど。
でも、それもまた、それでそっからもうワーッと吊るし上げる感じもまぁ…アホなことしてるっていうのもあんねんけど、何かおかしな方向になってきたで。なんでもかんでも。