爆笑問題・太田、高市早苗議員に選挙特番で「森友問題」について質問をした理由「あなたの信条と照らして、この出来事は許せることなのか?」

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2021年11月2日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、高市早苗議員に選挙特番で「森友問題」について質問をした理由を語っていた。

太田光:言われてるのは、高市さんにね。

田中裕二:ああ、高市さんね。

太田光:「とにかく高市さんに対する態度が失礼だ」と。

田中裕二:うん、うん。

太田光:だから、ネット上では「高市さんがあんなに怒った顔をしてるところは初めて見た」って言うわけ。

田中裕二:うん。

太田光:「太田の質問が失礼だ」って言うんだけど、俺はちょっとそこはね、俺の中では「それは言っちゃいけない」っていうんなら、俺のルール違反なのかもしれないけど。

田中裕二:うん。

森友問題に口をつぐんだ高市議員

太田光:「高市さんに森友のことを聞いちゃいけないのかな?」って俺は思って。

田中裕二:いけなくはないよね、それはね。

太田光:で、それは、俺はわりと…「お前がそうかもしれないけど、他人はそうは思わないんだ」って言うのかもしれないけど。

田中裕二:うん。

太田光:高市さんっていう人は、安倍さんとも近い人で。森友問題に関して言うと、総裁選の時に「今、自殺した近畿財務局の役員の方の遺族が裁判をやっている最中ですから、コメントは控えます」って言ったんだけど。

田中裕二:うん。

高市議員の政治信条に根ざす「松下幸之助の言葉」

太田光:それは、高市さんに関して言うと、あの人は実は高市さんの政治信条で言うと、かつて松下幸之助さんに言われた言葉っていうのが、凄くあの人の真ん中にあって

田中裕二:うん。

太田光:っていうのは、松下幸之助さんというのは…佐藤栄作さんは当時、「僕は公僕だ」って言ったのかな。それに対して、松下さんが「君はね、公僕だなんて言っちゃ困る。公僕っていうのは、国家公務員のいわゆる公に仕える、つまりは国民のために忠誠を誓って働いてる人方々のことなんです」と。

田中裕二:うん。

太田光:で、「あなたは主権者の代表なんですから」と。主権者の代表っていうのは、政治家です。総理大臣に限らずね。

田中裕二:うん。

太田光:だから、「あなたは公僕の人たちに、働いてもらう立場なんだから、公僕なんて言ってたら国家運営は成り立たない」と。

田中裕二:うん。

太田光:っていうことを言って。要するに、主権者と官僚との関係っていうのは…俺の解釈ですよ。

田中裕二:うん。

太田光政治家が役人の人たちに、上手に働いてもらうこと、これがまず大原則なんだと。

田中裕二:うん。

太田光:それを「私の政治信条の中で、一番忘れられない言葉だ」って高市さんが書いてたから。

田中裕二:うん。

太田光:俺は、そういう人だと思ってるから、あそこは何も茶化したつもりもなくて。たしかに途中、熱くなって言葉が荒くなったこともあったかもしれないけども。

田中裕二:うん。

太田光:高市さんに聞きたかった。率直に聞きたかったんですよ。

田中裕二:うん。

太田光:怒らせようとなんか一切してないから。

田中裕二:まず、大体そうだけどね(笑)

「森友問題」における公文書改ざん問題

太田光:誰に対しても。率直に聞きたかったのは、いわゆる森友問題っていうのは、前半と後半があって。森友問題って、それをごっちゃにしちゃうとアレなんだけど。

田中裕二:うん。

太田光:後半の部分、公文書改ざんの部分に関して言うと、何かの力が働いて、いわゆる…忖度と言われてるやつですよね。改ざんしなければならない。

田中裕二:うん。

太田光:で、しかもその亡くなった方っていうのは、「私の雇い主は政府ではなくて国民です」と言ってる人です。つまり、言ってみれば松下幸之助さんの言う通りの、国民に忠誠を誓った人です。

田中裕二:うん。

太田光:で、「その人が心情を曲げなきゃいけなかったってことは、松下幸之助さんがあなたに言った言葉を、踏みにじった行為が、その場で起きたんじゃないんですか?」と。

田中裕二:うん。

太田光:やっぱりそれは…なぜ俺は高市さんにそれを言うかって言うと、高市さんがそれを、自分の信条として持ってる人だっていうことだから、「あなたの信条と照らして、この出来事は許せることなのか?」っていうことを聞きたかったの。

田中裕二:うん。

太田光:まぁ、それは俺、言葉足らずで、なかなか上手く伝えられずに、ほとんど俺が喋っちゃったんだけど。

田中裕二:うん。

高市議員の選挙特番での表情

太田光:それでも…あの高市さんの表情は、凄く怒ってるって言うけど、俺は…これも俺の解釈ですけど、高市さんは、本当に真剣に俺の言葉を聞いてる表情なんだと思ったから、俺はさらに聞いたんですよ。

田中裕二:うん。

太田光:で、「それに関しては、想像の世界だからって。今、司法に預けてる」って言うから。

田中裕二:うん。

太田光:「でも、この国は三権分立ですよね?」と。で、行政と立法の区別がよく分かんなかったんだけど。

田中裕二:難しいよね。

太田光:とにかく、立法府である高市さんは、そういう意味で言うと、公僕であるその人が、そういうことになった時に、主権者の代表としては…それは「三権分立、それぞれ独立してるならば、司法任せっていう言い逃れは、するべきじゃないんですか?」ってことを、俺は言いたかったんだけど。

田中裕二:うん。

太田光:もちろんあの短い時間で、高市さんもそれに明確な答えをできるわけがないと思ったけど、俺はあの時の高市さんの表情は、俺の話を真剣に、多分咀嚼して聞こうと思ってた表情に見えたのね、俺は。

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