2021年10月29日放送のABCラジオの番組『東野幸治のホンモノラジオ』(毎週金25:00-26:00)にて、お笑い芸人・東野幸治が、吉本興業は岡本社長が強気の交渉をした後に藤原副社長がやんわり交渉するやり口をとっていると明かしていた。
東野幸治:藤原副社長は、僕らの時にはいつも笑顔で。なんか吉本が東京のテレビ局に無理難題を言いに行く時に、テレビ局からしたら「それ、吉本さん勘弁してくださいよ」って言って、はねのけるんです。
「吉本の芸人使って、こんな番組どうですか?」「それは吉本さん、無茶言うたら困りますわ」って言う時に、「そう言わんと」って言って、僕の中で藤原副社長っていうのは、ロートル中年ボクサーで。
とにかく、復活したフォアマンみたいな感じで。相手の肩を持って、ひたすらボディを殴らせるんですよ(笑)
で、絶対に「分かりました」と言わずに、向こうが「もう、しょうがないですね」って言うまで、ひたすらお腹殴られて、ヘラヘラ、デヘヘ、デヘヘって、みっともない顔とか、よだれ垂らしながら試合をするっていうタイプなんですよ。
だから、吉本新喜劇とかの、「ヤクザのやり口かい!」みたいなのあるじゃないですか。最初、「うらぁ!お前ら分かってんな?カネ払えよ!」って言うて、グッチャグチャにして帰っていく、「怖かった」と。
で、その後、その下の人が「ねぇ、払いましょうよ、本当に。ウチの兄貴もそんな悪い人じゃないんですよ」みたいな。後からくるタイプなんですよ。
これがようできてるんですよ。岡本・藤原コンビ(笑)これで、各局に順番に行くんですよ(笑)だから、代々ですよ。トップの人がちょっと強気な交渉をして、帰って行った後、やんわり来る人が、っていう。そういうニコイチ方法ですから。
吉本のタレントの、チーフマネージャーと現場のマネージャーもそういう関係ですから。そう聞くと、「あの時も、あの時も…」ってなってくるでしょ?全部そうなんですよ(笑)ホワイトボードで、半分消しかけてるの見たことありますもん。「チーフは強気」みたいな(笑)
多分、俺ら行く前に、ワーッて消して、「アイツら来よる」って消したと思うんですけど、そういうやり口しますから。覚えておいてください(笑)
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