2020年2月12日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、野村克也監督の死去を惜しみ、「思い出深い人ですね」「もっと色んなお話を聴きたかった」と語っていた。
伊集院光:僕はわりと野球を見始めるのが早くて。
安田美香:はい。
伊集院光:しかも、日本ハムファイターズのファンだから。当時、あんまり人気のなかったパ・リーグもよく見てて。
安田美香:はい。
伊集院光:その時は、まさに野村克也という人は、南海ホークスの4番バッターで。
安田美香:はい。
伊集院光:打点王だったんじゃないかな。4番でキャッチャーで、監督でって立場でしたけど。
安田美香:ふふ(笑)そうですね。
伊集院光:なかなか。優勝は覚えてないけど、やっぱ強いチームで。阪急ブレーブス、当時強かったんですけど。2位は確実に入ってくるような感じのチームだったし。
安田美香:うん。
伊集院光:それが南海ホークスのお家騒動みたいなことがあって、監督であり、4番でありの野村克也は、放出される。トレードに出されるんだけども、何人かの選手は「野村克也についていく」って、その時、一緒に南海ホークスを出ていくみたいなことがあって。
安田美香:うん。
伊集院光:まぁまぁ、でも思い出深い人ですね。バラエティでも、テレビ番組でも、よく出てくれて。
安田美香:はい。
伊集院光:必ず、「自分は人気のない時のパ・リーグの選手で、テレビに取材して欲しくても、一切取材をされなかったから、こうやって誘ってもらったら行くようにしてる」みたいな話をしてくれましたね。
安田美香:ええ。
伊集院光:残念ですね。もっと色んなお話を聴きたかったんですけどね。まぁ、ちょっとありきたりな締め方ですが、ご冥福をお祈りします。