2025年7月7日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、リスナーからのメール投稿に過剰なルールを課すラジオ番組に思うことについて語っていた。
伊集院光:自分への戒めもあって。よくラジオの投稿のルールが結構激しい番組ってあるの。「これはこうしてくれ」「1通のメールにネタは1個まで」とか、いろんなルールが凄い厳しいところってあるんだけど。
俺、あんまそれは…だって、「ただ書いてもらうのに、そういうルールをこっちでってどうなん?」と思うし。
あとはやっぱり食べログとかができてから、みんなよかれと思って、いろんな「ここ1列並んでください」とか、「すでにこの段階で注文を決めててください」とか。「こういう時は、こういうお声がけをしてください」とか。「当店で、こういうルールは…」っていう張り紙が凄く多くなって。「軍なの?」みたいな(笑)
元々そんな…で、本人もそんなこと当たり前の、いちいち言うのも悪いから、当たり前のことを書いてると思ってるんだろうけど。多分、文章を書く専門の人じゃないから。とにかくその新しく決めたルールを、過剰書きにしてくから。「もう何分以上前に並ばないでください、こうしてください」のやつが、もう「ここ、軍だわ」っていう状態になってたりとかするじゃん。
で、やっぱりそういうところは芸能もそうなっちゃいがちだから。みんなが持ち上げてくれると、「これはこうしてくださいね」って言うけど、言わないっていうか、それこそネタなんかさ、タダどころかさ、はがきで書いてくれる人って80何円とか使ってさ。で、しかもこっち側が勝手に選んだりとかしてるわけじゃんか。
すっごい面白いのを書いたのに、なんかこう「アイツ、選ばねぇわ」ってこととかもあるでしょ。メールはもちろん、ある程度タダに近いのかもしんないけど。
いや、あるよ。たまに「これはこうして欲しい」って思う時はあるけど、まぁ、言わないのが花なんじゃないかなぁ。

