2025年7月10日放送のニッポン放送系のラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(毎週木 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が、ダウンタウンの元担当だったマネージャーが岡村の取り扱いに悩んで相談にやってきた過去について語っていた。
岡村隆史:俺らはもうコーチマン。東京来て、すぐ河内マネージャー、コーチマンって長いことやってもらったけど、河内も最初笑ってなかったもんな、現場で。
矢部浩之:まぁまぁね。
岡村隆史:現場にいて、全然笑ろてなかってん。ほんで、ご飯食べに行って…河内マネージャーはずっとダウンダウンさんについてたから。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:で、俺の中では上質な笑いを多分見てきてるから、そんな現場で笑わへんねやと思って。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:その時ももう尖がりまくってるから。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:「ご飯行こうか」って言って、別になんやろ、仲良くなろうっていう意味でもなく、「ご飯行こうか」って言って、ご飯誘って。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:「勘違いだけせんといてな」って。「俺ら、ダウンタウンさんとちゃうからな」って。
矢部浩之:ふふ(笑)こっちも若いねんで。
岡村隆史:そう、こっちも若いから。だから「もう無理せんといてな」みたいな。笑てないの知ってたし。でも、だんだんこうなんて言うのかな、分かってくるやん、お互い。知らんかったから、コーチマンのことも。なんか倉田アクションクラブ出身やとか。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:「え?倉田アクションクラブ出身なん?」みたいな、そんなところからこう突破口で。小さいところから見つけるというかさ。
矢部浩之:最初は知ろうとしてないからね。
岡村隆史:そう、そう。お互いそのコミュニケーションも全くとってないから、そんなこと言うやんか。だからコーチマンもなかなかね、自分の思ってることも言われへんしやね。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:なんかの拍子で、「実は、倉田アクションクラブで」「え?俺、ほんまはジャパンアクションクラブに行きたかってん」と。「ジャパンアクションクラブに行きたかったけど、月謝みたいのがすごく高かったから、スペックっていう体操センターに行ったんや」と。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:「近くにあってん、ジャパンアクションクラブ。でもちょっとおかんがそこちょっと高いから行か行かせられへん」ってなって、で、その体操センターに行って。「え?学生時代、体操部なん?」って。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:「なんで倉田アクションクラブなん?」「ジャッキー・チェンが」「ジャッキー・チェンが?めちゃくちゃ共通点あるやん」と思って。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:「きりこみ受け身やってや」言うてな。バーンきりもみ受け身すんねん。倉田アクションクラブ出身やから。
矢部浩之:河内さんの努力はもう泣けてくるよ。だって、その飯食い行った後、傘も差さんと雨濡れて俺の家来てんで。
岡村隆史:ふふ(笑)
矢部浩之:「矢部君、ごめん」って。「あ、これただ事じゃないわ」って。「どうしたん?夜中に」っつって。「岡村君、もうどうしたらいいかわからへんよ」って。コーチマンが泣いたんやから、俺の前で。
岡村隆史:俺こそ剣持ってたから、両手に。両手にやで。来る者シャーッて威嚇してたから(笑)
矢部浩之:「話、聞くわ」って言うて、お茶出して(笑)
岡村隆史:ふふ(笑)
矢部浩之:「これね、河内さん。俺らも多分どうしていいか分からへんねん、今。いっぱいいっぱいで」っつって。
岡村隆史:そっからほんま仲良くなるまで、凄いかかった。

