2022年9月17日放送のテレビ東京の番組『ゴッドタン』にて、お笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明が、大御所タレントがスタッフや共演者たちの愛想笑いに気づきもしないで「気分良く帰ってる。その後ろ姿見ると、悲しくなるわけよ」と発言していた。
小木博明:悪口を言えないのが辛くて。辛いのよ、言えないことが。
矢作兼:うん。
小木博明:今まで言ってこれたのも、まだ若手だったら許されるところもあるじゃない。
矢作兼:そう、そう。
小木博明:で、俺は自分の中ではまだ若いと思っちゃってるのね、勝手にね。ずーっと若いままなんだけど。
矢作兼:うん。
小木博明:で、気づけば番組の一番長老みたいになってる時があるわけ。51になってると、「あ、一番俺が年上じゃん」って。
劇団ひとり:うん。
小木博明:同世代だと思って、そいつに凄い変なこと言ったりするじゃん。そいつはまだ20代だったりとかして。
劇団ひとり:うん。いや、それ恐ろしいね。
小木博明:そう。気づかない内に。
劇団ひとり:だから、いつの間にか中尾彬的なポジションになってるんだ?
矢作兼:そう、そう。
劇団ひとり:なってるんだ?
小木博明:そうなのよ。
矢作兼:で、こっちはまだ20代の子と平等だと思ってるから。
小木博明:こっち勝手に思っちゃってるのよ。
矢作兼:同じ感じで行くと、大御所が若手に毒吐いてるみたいな。
小木博明:だから、見え方が凄い悪くなっちゃって。
劇団ひとり:こことかでやってる感じじゃないんだ?
小木博明:周りが大御所が言ってるから、愛想笑いすんのよ。
矢作兼:うん。
小木博明:大御所はさ、そこに気づいてないの、自分の力が衰えてることとか。「あ、これウケてんな」って。
矢作兼:うん。
小木博明:そのままさ、気分よく帰ってくんだよね。
矢作兼:うん。
小木博明:その後ろ姿見ると、悲しくなるわけよ。
矢作兼:うん。
小木博明:「ヤベェ」と。俺もそうなってるんじゃねぇかって。でも、俺の場合は「あ、これ愛想笑いだ」って気づいてんのよ。
矢作兼:それは俺も小木に関しては安心してる。だって、ちゃんとスベるもん。
小木博明:そう。それなのよ、大事なのは。大御所ってスベらないじゃん。
矢作兼:ふふ(笑)
小木博明:…分かんないけど、そうなの?(笑)俺は全然分かんないけど(笑)