2022年2月19日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『土曜ワイドラジオTOKYOナイツのちゃきちゃき大放送』(毎週土曜日9:00-13:00)にて、エッセイスト・タレントの能町みね子が、東出昌大との契約解除を発表したタレント事務所ユマニテの文章に「息子が繰り返し逮捕された時の三田佳子さんのメッセージ」を思い出したと語っていた。
能町みね子:事務所に「東出昌大についてのお知らせ」ってページができてて。
土屋伸之:うん。
能町みね子:そこで「契約できなくなりました」って話を書いてるんですけど。
土屋伸之:はい。
能町みね子:なんか文章に、句読点の他に、スペースが使われてるんですよ。
土屋伸之:おお。
能町みね子:それが凄いムーディーな感じで、テンポがあって。
土屋伸之:あ、たしかに。
能町みね子:朗読劇のような感じの。
土屋伸之:普通に会社のメッセージってなると、そんなのあんまりないですもんね。
能町みね子:そうなんですよ。
塙宣之:端的に書けばいいのに。
能町みね子:事務的な感じになりそうなのに、凄くムーディーな感じで、雰囲気作って喋ってるみたいな感じの文章で。
塙宣之:ああ。
能町みね子:こういうふうに、秋にそういうことがあった時に「私達が思ったのは、怒りよりも徒労感と虚しさでした」って書いてて。「そして熟慮の末に、これ以上共に歩くことはできないという結論に達しました」って感じのことが書いてあって。
塙宣之:ああ。
能町みね子:なんかお母さんみたいだなって思っちゃって。
塙宣之:ああ、なるほどね。
能町みね子:私が思い出したのは、めちゃくちゃ逮捕されて、何回目かの逮捕の時の三田佳子さんのメッセージを思い出して(笑)
塙宣之:ああ、そうか。だから思いが大分入っちゃってるっていうか。
土屋伸之:ああ。
能町みね子:なんかちょっと感傷の強い母親みたいな。子離れできてない母親みたいな感じの文章で。
塙宣之:うん。
能町みね子:その気持ち悪さの方が勝ってて。「事務所、これ大丈夫か?」ぐらいに思っちゃって。