2022年1月3日配信開始となったYouTubeチャンネル『街録ch』の動画にて、お笑い芸人・カンニング竹山が、借金が480万円に膨み「芸人を辞める」つもりでやっためちゃくちゃなキレ芸漫才がきっかけで予想外の展開を生んだと明かしていた。
カンニング竹山:借金で首回らなくなってて。サンミュージックライブに行こうとしたら、借金取りがアパートに来ちゃって。その時、もう昼間、アパートにいれないのよ、借金取り来るから。
三谷三四郎:いくらあったんですか?借金。
カンニング竹山:全部で480万ぐらい。
三谷三四郎:はっはっはっ(笑)
カンニング竹山:もう、夜家に帰るとライブハウスみたいに色々張られてんのよ(笑)
三谷三四郎:はっはっはっ(笑)
カンニング竹山:でも、衣装取りに行かなきゃいけなくなって、15時ごろに家に行ったら、借金取りが来ちゃって、表から出れなくなっちゃって。
三谷三四郎:はい。
カンニング竹山:表から出れなくなっちゃって。
三谷三四郎:うん。
カンニング竹山:で、窓から逃げて、家2軒渡って、道路行って、新宿の劇場行ったの。
三谷三四郎:へぇ。
カンニング竹山:その時、俺の中ではもう終わり、だと。もうやめやって思って、「ネタ、どうする?」って相方に言われたけど、「もう中やん、ネタなんかどうでもいい。終わり、終わり」って。中島もそのぐらい借金あったから。
三谷三四郎:うん。
カンニング竹山:「もうやめよう。今日で終わりや」って。「続けられないよ、どっちみち」って。
三谷三四郎:うん。
カンニング竹山:で、そこで初めてブチギレるわけ。
三谷三四郎:あのキレ芸っていう。
カンニング竹山:「お前ら!」って。俺たちが絶対面白くないって奴がいたんだけど、みんなそのファンだから。
三谷三四郎:うん。
カンニング竹山:「面白くねぇ奴面白がりやがって、この野郎!」とか言いながら。お客さんはもうみんな泣いてる奴もいる、「ヒドイ」とか。
三谷三四郎:うん。
カンニング竹山:でも、袖はバンバンウケるわけ。こっちはもう辞める気だから。7分ぐらいの持ち時間、15分ぐらいやってるから、社員もキレるだろうなって思ったけど、キレ返してやめてやろうって思ったの。
三谷三四郎:うん、うん。
カンニング竹山:もう目血走ってて、電話番号とかも言ってるし。当時、バイトしてるとか言っちゃいけない風潮だったけど、「俺のバイト先はここや、コイツはここや!」って。
三谷三四郎:へぇ。
カンニング竹山:バンバンやってる15分で、「終わりじゃ!」って、喧嘩する気で袖帰って。そしたら、リッキーさんが来て。
三谷三四郎:うん。
カンニング竹山:「やべぇ、リッキーさんだ」って。
三谷三四郎:うん。
カンニング竹山:リッキーさん、怒ったら怖ぇから。「やべぇ」って思ったら、「竹山、中島」って。「それや、売れるぞ」って。
三谷三四郎:へぇ。
カンニング竹山:「それ作ろう、売れる!」って、リッキーさんだけ。