2021年3月6日放送のニッポン放送系のラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、南海キャンディーズ・山里亮太の『たりないふたり』についての本気トーンの語りに「もう『たりないふたり』やれなくなる…」と危機感を持って『山里亮太の不毛な議論』へ出演したと告白していた。
若林正恭:挨拶をして。で、今、8時で店閉まるじゃん。
春日俊彰:はい、はい。
若林正恭:で、今、ネタ番組に出る準備してるから。ちょっと台本を書き直そうかなって思って、ニッポン放送の空いてる部屋で一人でやってて。
春日俊彰:へい、へい。
若林正恭:で、帰ろうかなって思ったのが、1時だったのよ。
春日俊彰:ああ。
若林正恭:それで、『不毛な議論』を聞きながら。車は『不毛な議論』を流して、で、スマホの方はね、新内さんの方を流して。
春日俊彰:ああ、同時に。
若林正恭:で、聞きながら帰ってたのよ。そしたら山ちゃんが「いつでも来いや!」みたいなテンション高い感じで煽るんだろうなぁって思ってて。あの人そういうの得意だから。
春日俊彰:たしかに。
若林正恭:「来いや!」みたいな。なんかそういうのヤダなぁとは思ってたのよ(笑)
春日俊彰:まぁ。
若林正恭:ラジオのそういうやつ(笑)
春日俊彰:流れが作られていっちゃう感じね。
若林正恭:そう、お膳立てが。
春日俊彰:もう、行くしかなくなっちゃうもんね、そうなってくるとね。
若林正恭:そうすると、行かないって方にしなきゃいけないのが俺たちの仕事のさがだから。
春日俊彰:なるほどね。なんにせよ、色々と出来上がっていっちゃいそうな雰囲気だったわけだね?固められていくというか。
若林正恭:そう、そう。それで聞きながら帰ってたら、なんか山ちゃんがもうめちゃくちゃトーンが低くて。
春日俊彰:へぇ。
若林正恭:結構マジだったの。「俺はね、『たりないふたり秋』で…」みたいな感じで。
春日俊彰:うん、うん。
若林正恭:「本当にね、自分で考えた、反省した」みたいな感じだから(笑)「ちょっとこれ待ってよ」ってなって。「これ、何週も引っ張るともう『たりないふたり』やれなくなるな、このテンションだと」って思って。
春日俊彰:なるへそ。
若林正恭:だから、「来いや!」って感じで来るんだと思ったら。
春日俊彰:ショーじゃない、ドキュメンタリーな感じになってきちゃったってこと?(笑)
若林正恭:ドキュメンタリー色が強くて。
春日俊彰:ああ、そうか。
若林正恭:で、赤坂の草月ホールの過ぎたあたりのところで聞いてて、もう本当に「ちょっとこれは…」と思って、もうTBSに向かおうと思って。
春日俊彰:おお。
若林正恭:もうTBSに舵を切ったわけですよ、ハンドル。
春日俊彰:なるへそ。