2026年7月21日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 23:00-25:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、コントから時事ネタ漫才に移行したきっかけとなった『デイブレイク』でのコーナーについて語っていた。
太田光:若手の頃から考えたらさ、もう(『デララバ』番組アドバイザーの)服部(恒明)さんにとってはさ、嬉しいんだろうね、俺らが。そうやってまたCBCでやって。
田中裕二:うん。
太田光:ありがたいんだよ、俺も。それだけどさ、もう褒め方がわざとらしくて(笑)「radiko大使だって?良かったねぇ。だってあの頃さ、まだウッチャンナンチャンのサブでさ。楽屋もほとんどなくてさ、なんかさ、メイク室の端っこで。今こんないい楽屋でさ」なんつって(笑)
田中裕二:ふふ(笑)
太田光:「ラジオの代表だもんね、凄いよねぇ」っつって(笑)「わざとらしいわ」っつってて。
田中裕二:うん(笑)
太田光:「あの頃だってさ、覚えてる?太田くん。『ファディッシュ暴言学』のコーナー」って。
田中裕二:ああ、コーナーね。
太田光:「ファディッシュ暴言学」ってコーナーがあって。ウッチャンナンチャンの番組なんだけど、そこに俺らサブで行って、ワンコーナーもらって。
田中裕二:ワンコーナーね。
太田光:そこで「ファディッシュ暴言学」って、今でいうフリップの、いわゆるフリップ芸ですよね。俺がフリップ出しながら、「うんこはみんな嫌われてるけども、今、可愛いものブームだから、うんこもきっと可愛い風にね、呼び方変えればね、みんな好きなんじゃないでしょうか。女子高生がね、キーホルダーとかつけるようになるんじゃないですか?」って。
田中裕二:うん。
太田光:「うんこじゃなくて、るんこにしましょう」って。
田中裕二:ああ、懐かしい。
太田光:それをさ、フリップでパッて出すみたいなの、ずっとやってたじゃん。
田中裕二:やってた。
太田光:で、結局あれって、当時、週刊文春の田中康夫さんが「ファディッシュ考現学」っていう連載をやってたのね。俺、それ好きで毎週読んでたから。それのパロディで「ファディッシュ暴言学」って。で、当時、朝日ジャーナルの方だっけかな。朝日ジャーナルと週刊文春がガチガチに喧嘩してて。
田中裕二:はい。
太田光:かたや田中康夫、かたや林真理子みたいな感じだったんだ。で、あの頃ちょうど「いい加減にしてよ、アグネス」って林さんがさ、中野翠さんとさ、アグネス騒動やってたろ?
田中裕二:はい、はい。
太田光:で、面白かったんだけど、それも。やってて、「懐かしいね」なんて話をしてて。
田中裕二:うん。
太田光:「あの頃だって俺ら自由席で新幹線で隔週で来て、作家と3人で」って、久々に思い出してさ。
田中裕二:うん。
太田光:要するに当時は新幹線でまだ食堂車があって…これよく話すんだけど、その頃の思い出話として。で、自由席だからもう席埋まっちゃう時あんだよね。そうするとさ、「食堂車行こう。食堂車」って。そこでなんか頼むと、座れるじゃん。
田中裕二:うん。
太田光:ずっと座って、そこで長居するっていうさ。で、その時、たまたま混んでてさ、ウェーターの人がさ、すごい機嫌悪かったんだよ。
田中裕二:うん、うん。
太田光:で、俺ら食事頼んで、コーヒー飲みながら、それでまだ着かないから喋ってたらさ、「ちょっとそろそろ」みたいな感じで、それ言わないんだけど、そのウェーターの人がさ、言いに来たからさ。「あ、じゃあもう1個、デザート頼みます」って、追加で注文したんだよね。
田中裕二:うん。
太田光:で、みんなでさ、注文して「お願いします」っつったら、「チッ…」みたいな言い方なんだよ。俺もさ、滅多に怒らないんだけどムカッてきてさ。
田中裕二:うん。
太田光:「アイツなんだ?あの態度、客に向かって」って。今で考えりゃもうモンスターなんとか…
田中裕二:カスハラみたいなね。
太田光:カスハラみたいな感じだと思うけど、俺らもまだ25、6だかなんだか。3人で行って、まだタバコも吸えたからね、あの頃ね。で、持ってきたんだよ。
田中裕二:うん。
太田光:「チッ…全くね、君たちね。混んでるからね」って、「いや、それ分かるけど。ちょっとだってメニュー頼んだんだからいいでしょ?」っつったらさ、「本当に僕たちはね…」っつって、「僕たち」って言われたんだよね。
田中裕二:うん。
太田光:で、「ふざけんな!」って、俺、ブチギレてさ。「お前さ、ちょっと待て。俺たち客だぞ?頼むもん頼んでんだよ。だったらいいよ。別に早く食って出るけど、『僕たち』はないだろ?さすがに客に向かってね。俺らもう25超えてるわ、全員。タバコ吸ってんだから分かるだろ」みたいなこと言ったの。
田中裕二:うん。
太田光:で、「チッ…まったく最近の子供は」っつってブツブツ言いながらさ、帰ってったんだよ。「あの野郎、なんだ!」っつってブチギレてさ。作家にさ、「おい、どういうことだ?今、『子供』とか言ってたぞ、なぁ?」っつったら、お前のこと見たらさ、お前が野球帽かぶってさ、リュックサック背負ってさ、クリームソーダ飲んでたんだよ。「お前のせいじゃねぇか、バカ野郎!」って言ったっていうさ、あの頃のさ、懐かしい話(笑)
田中裕二:懐かしいな。
太田光:こういう話をしてて、「今、グリーン取ってもらってね、どうのこうの」っつって。「そうだよね。あの頃はさ、ウッチャンナンチャンとかダウンタウン…」って。『デイブレイク』って言うと、ウッチャンナンチャン、ダウンタウン、今田、東野、そしてリーダー。これ、4日間それぞれが。まだブレイク前ですからね。
田中裕二:うん。
太田光:で、そこにウッチャンナンチャンの曜日に我々がいて。一番下っ端だったから、やってたんだけど。「ファディッシュ暴言学」のそのフリップ芸っていうのが、後々、俺らまだコントやってたから。
田中裕二:はい。
太田光:それを全部な、漫才に変えて。それが爆笑問題の漫才の最初、時事ネタの始まりはCBCがあって。
田中裕二:そうなのよ。
太田光:それでなんだよね。


