2020年5月18日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、フリーアナウンサーの田中みな実がゲスト出演し、写真集がベストセラーとなり、女性のファン層が拡大するも冷静な理由について語っていた。
伊集院光:一番訊きたかったのはね、世の中って凄く移り気でね。
田中みな実:うん。
伊集院光:田中みな実っていうのを、どっちかっていうと、女子が「あの子、あざといわよね」みたいな。わりと嫌いな方に入ってたんじゃん?昔は、どうやったって。
田中みな実:「昔は」じゃないんです。今も嫌われ女子アナ上位を争ってますし。で、何なら最近、「嫌いな女」っていう。女子アナ外れて、女っていう。
伊集院光:広くなっちゃったの?(笑)
田中みな実:広いカテゴリーでもランクインしたようで。
伊集院光:とんでもない。逆に、鈴木奈々ちゃんもそうだったよね。「誰に憧れる?」って言ったら、「田中みな実」って言うし、(写真集も)読みたい本の上位にいて。
田中みな実:はい。
伊集院光:あの写真集、買ってる人もめちゃめちゃ多いでしょ?
田中みな実:そうです、お渡し会みたいなことを、コロナになる前はやらせてもらってたんですけど。
伊集院光:はい。
田中みな実:そういう時も、9割ぐらいが女性で、私も凄い驚いたりはしたんですけれども…
伊集院光:うん。
田中みな実:「けれども」ですよ。嫌われていることに変わりはないわけですよ。
伊集院光:はっはっはっ(笑)冷静だね。その票が別に減ったわけでは…
田中みな実:減ったわけではないんです。でも、隠れて好きっていうか、「気になるなぁ」って思ってくれてる人たちが、ニョキッて顔を出してきてくれたって感じですね。
伊集院光:でも、「気になる」が凄いなって。グラデーションの中間みたいなところになるわけでもなく。
田中みな実:はい。
伊集院光:極端に振れるじゃんか、そういうのって。で、俺のイメージだと、「気になる」って人が、極端に裏返るんだよ、なんか俺のイメージは。
田中みな実:そうですね。
伊集院光:出川さんも「抱かれたくない」「嫌いなタレント」でトップを走ってたかって思ったら、今は大好きなタレントのトップになったり。あれが俺、ある意味不安で、ある意味開き直れるっていうか。
田中みな実:それは、嫌われから入ってるからじゃないですかね。嫌いな方の「気になる」で入ってるから、好きって言われたところで、私の場合は真に受けられないところがあって。
伊集院光:なるほど。
田中みな実:「全員で私のことイジってるな」っていう。
伊集院光:そこ冷静なんだ(笑)
田中みな実:そこで多分、イケメン俳優と結婚して、また嫌われてるってなっても、「別に、そうだろうな」っていう。
伊集院光:そこまで読んでるんだ(笑)「もし私がイケメン俳優と結婚したら、またバンッて向こう側に揺れるんだ」みたいなことを、冷静に見てるんだ(笑)
田中みな実:もちろんです、それは元通りになるんだろうなって思ってますから。でも、それが元通りだから、傷つきもしないっていう。多分、そういう感じなんじゃないかなって思ってます。