梅沢富美男、「女形」をやり始めたきっかけは漫画家・石ノ森章太郎に『矢切の渡し』を踊れと言われてやらざるを得なかったためと明かす

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2020年6月8日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、俳優・タレントの梅沢富美男がゲスト出演し、「女形」をやり始めたきっかけは漫画家・石ノ森章太郎に『矢切の渡し』を踊れと言われてやらざるを得なかったためと明かしていた。

梅沢富美男:石ノ森章太郎先生は、『矢切の渡し』って歌が好きで。

伊集院光:はい、はい。連れて逃げてよ。

梅沢富美男:ええ。あれ、B面なんですよ。『さだめ川』って歌のB面に入ってて。あれがなぜか好きで、どっかで先生のことだから音源もらったんじゃないですか。

伊集院光:はい。

梅沢富美男:で、飲みに行くと、あればっかり歌ってるんですよ。

伊集院光:はい。

梅沢富美男:で、「これちょっと踊ってくんねぇか?今度見に行くから」「はい、分かりました」って。音源もらって、レコードもらって兄貴のところに持ってって。

伊集院光:はい。

梅沢富美男:「先生、これ踊れっていうんだけど」「お前、これ無理だよ」「どうしてですか?」って言ったら、「これ、相舞踊だから。女が『連れて逃げてよ』って言ったら、男が『ついておいでよ』って。相舞踊なんだから。俺、女形できねぇから、お前やれ」って言われて。

伊集院光:へぇ。

梅沢富美男:いや、やったことないし。

伊集院光:でも、持ってきちゃった歌が、女やんなきゃダメなんだからっていう。

梅沢富美男:相舞踊ですから。で、兄貴に「どうやったら女形やれんですか?」って言ったら、「お前は女好きなんだから、女見りゃあいいだろ」って。

伊集院光:はっはっはっ(笑)

梅沢富美男:「あ、ラッキー」って思って(笑)

伊集院光:偶然女好きで(笑)

梅沢富美男:そう。「じゃあ、楽じゃない」って、化粧したらあの女形になって。

伊集院光:へぇ!

梅沢富美男:で、あれで「寂しいのはお前だけじゃない」って結びついたの。

伊集院光:それこそ頭上がらない石ノ森章太郎先生に、「なんでもやれ」って言われた上に、好きな歌があるって言われて。

梅沢富美男:うん。

伊集院光:これやろうと思ったら、「女形やんなきゃやんなきゃなんねぇじゃん」からのなんだ?

梅沢富美男:そうなんです。人生、全部偶然なんです、俺のは。

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