2019年7月6日放送の文化放送系の番組『ロンドンブーツ1号2号田村淳のNewsCLUB』(毎週土 13:00-14:55)にて、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、政治的発言をツイッターで行わなくなった理由を告白していた。
パトリック・ハーラン:欧米だったら…っていうか、全世界で、政治ネタがわりと普通なんですよ。
田村淳:うん。
パトリック・ハーラン:ジョークもあったり、シチュエーションコメディもあったり、スタンダップコメディもあったり。日本のコントっぽいところもあるんです、ルーマニアとか、日本の漫才とほとんど同じ形で2人で漫才やったりするらしいですよ。
田村淳:へぇ。でも、題材は政治なんだ?
パトリック・ハーラン:政治だったりすることが多い。日本では全く見ないから。
田村淳:いやぁ、日本はだって政治的なことを語ったら、もうそれはそれは、なんかね。
パトリック・ハーラン:そう。
田村淳:危ない人、みたいになっちゃうから。
パトリック・ハーラン:むしろ、「芸人が政治に口を出すな」ってことになりますよね。
田村淳:うん。
パトリック・ハーラン:だから、その代表格として、村本さんにも取材してるんですよ。
田村淳:面白い(笑)
パトリック・ハーラン:ウーマンラッシュアワーの村本さんに、政治に口を出している芸人として。
田村淳:うん。
パトリック・ハーラン:「どうなの?」って聞きに行って、その取材を記事内容に入れよう、と。
田村淳:へぇ。俺はもう、ツイッターで政治のことをつぶやくのやめたんだよね。
パトリック・ハーラン:ああ、叩かれた?
田村淳:レギュラー失っちゃうから。
パトリック・ハーラン:そうなんですよね。
田村淳:俺、竹島問題をつぶやいたんですよ。
パトリック・ハーラン:おお、なんつった?
田村淳:「国際司法裁判所で争いましょうよ」ってつぶやいたら…
パトリック・ハーラン:それ、ダメなの?
田村淳:それ、ダメらしくって。ダメらしくってっていうか、決まってたレギュラー番組、降ろされて。
パトリック・ハーラン:え?それ、レギュラー番組、なんだったんですか?「今日の竹島」とかじゃないの?
田村淳:「今日の竹島」みたいな番組、ないでしょ(笑)そんな尖った番組、ないでしょ(笑)
パトリック・ハーラン:すげぇ敏感だね。
田村淳:うん。だから、レギュラー始まる前に降ろされたから。
パトリック・ハーラン:へぇ。
田村淳:だから、そうやって圧力かけてくるから、メディアに出る人がっていうか、お笑いタレントが言いづらくなってるよね。
パトリック・ハーラン:なるほど。
田村淳:まぁ、パックンが言うのと、またちょっとね。パックンはお笑い芸人だけど、ちゃんとアメリカのデータを持ってる人が、アメリカ経由の切り口で話すけど。
パトリック・ハーラン:はい。
田村淳:これが、俺みたいなのがやってたら、すぐさま番組降ろされちゃうから。
パトリック・ハーラン:ふふ(笑)それは怖いな。っていうか、淳さんが降ろされるのは、相当ハードル高いですよ。そんな代わりになる人、いないじゃないですか。
田村淳:でも、俺の代わりにガレッジセールの2人がやってた。
パトリック・ハーラン:じゃあ、OKか(笑)
田村淳:「じゃあ、OKか」って(笑)
パトリック・ハーラン:問題ないね(笑)
田村淳:問題ない(笑)でも、俺からしたら、「こんなつぶやきしたら、降ろされるんだ」って思って。
パトリック・ハーラン:怖いねぇ。そう聞くと、さらにドキドキするよね。