2020年1月7日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、お笑いコンビ 博多華丸・大吉の博多大吉が、引退した獣神サンダー・ライガーの「プロレス界全体の発展」に尽くした功績について語っていた。
赤江珠緒:獣神サンダー・ライガー、どんな選手だったんでしょうか?
博多大吉:いや、本当にね、ジュニアヘビー級っていう、体小さめなプロレスラーの方なんですけど。
赤江珠緒:はい。
博多大吉:そこに革命を起こした方ですね。
赤江珠緒:うん、うん。
博多大吉:だからもう、最近のファンの方は多分、ピンとこないかもしれませんけども。
赤江珠緒:はい。
博多大吉:デビュー当時はしんどかったんですよ。というのも、まだ初代タイガーマスク。
赤江珠緒:うん、うん。
博多大吉:佐山サトルさんがやってた、初代タイガーマスクのインパクトがあまりにも強すぎて。
赤江珠緒:はい。
博多大吉:その後に出てくる日本人選手のマスクマンって、まぁみんな「佐山に比べたら」と。
赤江珠緒:ああ。しかもマスクがちょうどね、ポットのようにつかみやすい位置に角がありましたからね(笑)
博多大吉:最初は、サンダーライガー、獣神ライガーでデビューしたの。
赤江珠緒:はい。
博多大吉:で、獣神ライガーってアニメのキャラクターなのね、実は、永井豪先生の。
赤江珠緒:ほう、ほう。
博多大吉:だからタイガーマスクが漫画があって、アニメがあって、実際出てきてるのに、獣神ライガーもアニメになったんですけど。
赤江珠緒:ああ。
博多大吉:ライガーの悲劇は、そのアニメがあんまりヒットしなかったのね(笑)
赤江珠緒:タイガーマスクとそこは違って。
博多大吉:タイガーマスクの方がヒットしすぎちゃって。だから、スタートはちょっと「これ、いつまでやんのかな?」みたいな感じでしたけどもね。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:でも、気がついたら…本当に、このモデルチェンジして、獣神ライガーの頃は角がなくて、赤と金色っぽかったんですけど。
赤江珠緒:むしろ持ちやすいような(笑)
博多大吉:持ちやすいって(笑)どっちかって言うと、色かな。僕らがインパクト受けたのは。角もそうだけど。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:赤と白、紅白ってね、若干ウルトラマンカラーで現れたっていう。
赤江珠緒:ああ。
博多大吉:こっから見た目がよくなって。
赤江珠緒:ああ、そうですか。
博多大吉:ライガーさんって本当ね、新日本って団体だけが潤えばいいっていう選手じゃなくて。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:プロレスをやってる人みんなで盛り上げていこうよって。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:色んな団体から、いい選手は新日本プロレスのリングにあげようって。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:世界中のジュニアの選手をまとめあげたの。
赤江珠緒:へぇ。
博多大吉:だから、世界で有名な日本人、ベスト100には入ってくると思いますよ。
赤江珠緒:ああ、そうですか。素晴らしいですね。
博多大吉:ただ、素顔は本当に無頓着な方で。
赤江珠緒:ふふ(笑)
博多大吉:何回かお仕事させていただいてるんですけど。
赤江珠緒:ああ、そうなんですか(笑)
博多大吉:『獣神大吉』って番組をやらせてもらったんですけど。
赤江珠緒:はい。
博多大吉:ライガーさんですよっていうのに、マスク片手にぶら下げてロケ現場にやってきたりとかね。
赤江珠緒:はっはっはっ(笑)
博多大吉:「かぶれ、かぶれ、かぶれ」って(笑)それはよく新日本プロレスの方から注意されてましたけども。
赤江珠緒:そうなんですか(笑)
博多大吉:でも、凄い言い方で。
赤江珠緒:おちゃめな面もおありの方なんですね(笑)
博多大吉:でも、バラエティとか出てこられるのかな。
赤江珠緒:ねぇ。
博多大吉:そういう役としてもね、まだまだ活躍して欲しいですけども。
赤江珠緒:はい。
博多大吉:本当にね、ライガーさんお疲れ様でした。
赤江珠緒:はい、ありがとうございます。