2024年8月3日放送のTOKYO FMのラジオ番組『川島明 そもそもの話』(毎週土 17:00-17:55)にて、お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの小杉竜一が、M-1グランプリ2005で優勝する前年に吉田敬の提案で「漫才の作り方」を変えたと告白していた。
川島明：同業者としては、やっぱ勇気の要るネタというか。
小杉竜一：そうね。
川島明：一発、後半にサビがドンッとくるまでの2分を、言うたらこう弱火でね。コトコト煮込むという。
小杉竜一：そうそう、それホンマ同業者やないと分からへん。
川島明：これ震えるんすよ。やっぱ怖くて、最初一発、強めにボカンと行きたいなって。
小杉竜一：ツカミな。
川島明：笑いのちょっとタオルで包んで欲しい。
小杉竜一：はっはっはっ(笑)
川島明：「そこから泳ぎに行かへん？」って感じなんですけど。
小杉竜一：はっはっはっ(笑)
川島明：まぁこのブラマヨさんのネタっていうのは、すっごい勇気なんですよ、実は。
小杉竜一：最初、そんなにウケへんけど。笑いも取りに行ってへんし。「そこは焦らずにやろうな」っていうのを、ずっと話し合って練習して。まぁ、劇場レベルではそれができてたから。
小杉竜一：うん。なんとか準決勝できるようにっていう調整で、頑張ってたけどな。
川島明：1年間、ガラッと変えて。
小杉竜一：月1イベントやってて。そこで新ネタ作ってやってて。
川島明：スタイルはもう、あの優勝した時のあの漫才の。
小杉竜一：「いっぱい作らなアカンやろ」ってなって。
川島明：システム的にね。ただただ会話と技術と、おもろさだけで勝負するという。その結果、M-1グランプリ2005、初のファイナリストにして、そのまま初優勝ということになるわけですよ。
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