2024年7月18日配信開始となった「鬼越トマホーク喧嘩チャンネル」のYouTube動画にて、お笑いコンビ・空気階段の鈴木もぐらが、お笑い芸人を志したのはまだ大阪芸大で大学生だった「ミルクボーイ」「ななまがり」の漫才を見たからだと告白していた。
坂井良多:アーティスト系の監督みたいのやりたくて、大阪芸大に入ったのに、なんでお笑いの方行ったの?
鈴木もぐら:きっかけは、まぁ大阪芸大に入って。で、そのサークルの勧誘というか。新歓コンパみたいなのをやるんですけど。
坂井良多:うん。
鈴木もぐら:それで、落研がビラ配ってたんですよ。で、お笑いライブやりますみたいな感じで。で、ビラをもらって、もうちょっと結構バカにするつもりで見に行ったというか。
坂井良多:うん。
鈴木もぐら:お笑いが凄い好きだったんで。お笑いが好きっていう、その気持ちはずっとあるんですよ。でも、自分がなろうとはそんな思ってなくて。
坂井良多:うん。
鈴木もぐら:で、そんな時にバカにするつもりでもらったチラシのやつ見に行ったら、「どうも~」っつって出てきた人たちが、もうミルクボーイさんで、1発目。
坂井良多:うん。
鈴木もぐら:で、もうめっちゃ面白かったんですよ。「ウソだろ…」と思って。
坂井良多:あの形?
鈴木もぐら:あの形ですよ。
坂井良多:え?!もう?
鈴木もぐら:僕なんか、超バカにするつもりで行ってて。
坂井良多:うん。
鈴木もぐら:「いや、お笑いなんてもう、ダウンタウン以外クソでしょ」みたいな、そんな感じの人間だったんで(笑)それはもう、見に行って「え?面白っ」ってなって。
坂井良多:うん。
鈴木もぐら:でも、「こんなのはもうたまたまだ」って。「もしかしたらちょっと今日の俺の感度がおかしいのかもしれない」と思って。そしたら、2番目にななまがりさんが出てきて。
坂井良多:うん。
鈴木もぐら:「うわ、面白ぇ!どうなってんだ、これ!」ってなって。
坂井良多:大阪芸大、ヤバイな。
鈴木もぐら:もうちょっと軽いパニックっすよね。「こんな面白い人たちが、その辺の大学生でいるんだ」みたいな。
坂井良多:ななまがりさんは、当時から狂った感じだったんだ?
鈴木もぐら:そうですね。で、そこで僕はもう多分、田舎モンすぎて何も分かってなかったんですけど。大阪では、これが普通なんだと思って。
坂井良多:うん。
鈴木もぐら:でも、なんとかこのなんかそのこの人たちとちょっと近いとこにいたいっていうので入ったんですよ、落研に。
坂井良多:ああ、じゃあ本当、ミルクボーイさんとななまがりさんに…
鈴木もぐら:憧れです、その2組。
坂井良多:しかもそこ、全く売れてもないし、注目もされる前の2組だもんね。
鈴木もぐら:でも、とんでもなく面白かったです、やっぱり。