伊集院光、石丸伸二vs古市憲寿の噛み合わなさはタイムラグに対応する「基本が全くできてない」ことも一因であると指摘

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2024年7月8日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、石丸伸二vs古市憲寿の噛み合わなさはタイムラグに対応する「基本が全くできてない」ことも一因であると指摘していた。

伊集院光:選挙のちょっと前に、池上さんの特番出してもらったの。池上さんの特番は、トランプさんとバイデンさんの討論の結果、今どうなってます、アメリカはどんな評判でしたか、みたいな。

もう討論の直後だから、生でやったの。で、その時に俺「あ、凄いな」って思った。久しぶりに俺、このことをテレビダラッと出てちゃいけないな、このことを久しぶりに考えさせられたってことがあって。

それは、池上さんの意見とか池上さんの知識とかはまぁまぁ別に置いといて。今の、一夜明けて二夜明けて、アメリカの世論はどうですか、みたいのをアメリカと掛け合いがあったの。

で、生放送でアメリカとの掛け合いって、昔に比べれば随分タイムラグは減ったんだけど。それでも、嫌な感じのタイムラグがあんのよ。それこそ、番組で言うとミキサーの岡部さんとかは分かると思うけど、テレビで言う何十フレーム、1秒あるかないかぐらいの遅れって、一番気持ち悪くて。

で、その現地のベテランの特派員の人との掛け合いの間があるんだけど。昔はさ、今みたいなデジタル回線じゃないからさ、映像まで来るってことは少なくて。国際電話で掛け合いってよくあった。で、その国際電話で音声だけなのに、やっぱりタイムラグがあったのはあったの。で、それが回戦も太くなり、デジタルになったんだけど、じゃあできるからっつって、かなり高解像度の映像も送るようになってから、結局またタイムラグのある世界に戻ってるみたいなとこがあって。

もっと言えば、ZOOMとかでも中継できちゃうから、昔、音声だけでもタイムラグがあった時代、音声だけならタイムラグがほとんどなくなった時代。で、さらには映像でタイムラグが少し戻った時代、で、映像がデジタル回線になってタイムラグが減った時代、でいて映像がかなり高解像度になり、もしくは携帯電話なんかを使ってるから、またタイムラグが戻ってきた時代っていう、この経て、経ての中で最初の頃にたしか教わったの。

教わったんだけど、国際電話でタイムラグが出る時にラジオでどういう風に掛けをするかは教わったんだけど。池上さんが凄いのは、もう基本の基本なんだけど、質問をする時 に「何々なんですか?」の後には、何も足さないっていうルール。

で、さらには向こう側はそれを受け取ったら、「何々です。」っていうピリオドの後には、何も足さないっていうルール。で、これはもっと昔で言う、トランシーバーの「どうぞ」っていう。必ず言う、「オーバー」って必ず言う。で、言った後は相手が情報を全部言いたいこと全部言って、「オーバー」で今度渡すっていう。これの見事のやつ久々見たね。

普通、タイムラグがあると、やっぱりどうしても「奥さん、今穿いてるパンティ何色ですか?…レースですか?」で、この「レースですか?」ダメなの(笑)レースはもう、向こうの報告を待って、「どうぞ」って言ってから。「バイオレットです。どうぞ」って言ってから、「素材は何ですか?…嗅いでいいですか?」はダメなのよ(笑)

で、「伝わってなかったらどうしよう」っていう。「理解しづらかったらどうしよう」って思うから、余計な「僕はバイオレット好きなんですけど」みたいなやつを繋げちゃうんだけど。そうすると、ぶつかるの。絶対ぶつかるから上手くいかないの。

だけどそのアメリカと中継しているその池上さんとベテランの特派員さんの掛け合いは、そうだ、俺、師匠にこれ教わってる。もしくは初期のディレクターにそこは、特にラジオは放送事故があるからドキドキするけれども、そこは必ず相手を信頼して。相手はそのことを学んでるんだっていうことを信じてやりなさい、待ちなさいっていう話を教わったのを思い出して。

終わった後に、池上さんに「俺、久しぶりにきちんとした技術のある人同士のちゃんとした生中継を聞いて、俺、今日ちょっとなんか自分も基本について考えちゃいますよ」みたいな話をして帰ってきたんだけど。

で、今、ちょっといろんな選挙のこと話題になっ てる中で、古市憲寿さんと、石丸さんが掛け合いした時に、上手くいかなかった。っていうか、話題になってるのは、この二人の喧嘩みたいなことが話題になってんのね。

概ね、石丸さんははぐらかす。で、古市さんはそこを攻め込むけど、けんもほろろに、みたいな論調なんだけど。俺、実際見てたら、その基本が全くできてないじゃんっていう。そのなんつったらいいのかな、喋って通じてないと思ってるから足そうとするけど、足した頃には向こうが言おうとしてるから「えーっと…」っていう、一番気持ち悪いやつ。

友達との会話とかでも電波がすげぇ立ってない時に、「パンティだけにね」なんつったら、「え?なに?なに?」って。「えーっとパン…なんでもない」っていう感じのやつあんじゃん。あれがずっと続いてて、思ったのは、技術のなさと、あと技術があると「こんなに聞きやすくて」って。

で、一回もうタイムラグなんてほぼなくなったんだから、その技術いらないっていう時期は結構長かったと思うの。でも、さっき言ったように映像も送りますよってなったりと か、気軽な機材で。もしくはとんでもなく状況の、環境の悪いところからも中継ができるようになってるから、もう一回復帰するはずのルールなんだけど、「分断が多分完全にされてるから、そこがなかなか戻ってこないんだ」っていうのを、ちょっと思ったね。

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