2024年5月2日放送のニッポン放送系のラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(毎週木 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が、『笑っていいとも』でレギュラーになりたての頃にタモリとの「つなぎ役」となってくれていた人物について語っていた。
岡村隆史:勝俣さんとお仕事させていただくの、『いいとも』。
勝俣州和:ああ、金曜日?
岡村隆史:『いいとも』金曜日ですね。
勝俣州和:だから、ナイナイと片岡飛鳥ディレクターがセットで来たんだよね。
岡村隆史:そうです、そうです。
勝俣州和:うん、凄い覚えてる。
矢部浩之:そうです。
勝俣州和:二人の尖った感じを。
岡村隆史:ふふ(笑)
勝俣州和:「このなんか昼の温かい『いいとも』になんか、俺らは溶け込まねぇんだぞ」っていう、片岡飛鳥とナイナイのあのなんか尖った感じ(笑)
岡村隆史:いや、ただただ緊張してたんですよ。
勝俣州和:はっはっはっ(笑)
矢部浩之:まぁ、そうですね。
勝俣州和:はっはっはっ(笑)
岡村隆史:「アルタって、こんな空気なんや」っていうのもありましたし。
勝俣州和:うん。
岡村隆史:緊張してたんです、本当に。
矢部浩之:「アルタって狭いねや」が感想です。
勝俣州和:100人ぐらいしか入らないしね。
岡村隆史:そうです。
勝俣州和:で、要は地方から来る、はがきを当てたお客さんなんだけどさ、新しいメンバーに対して、「お手並拝見」みたいな空気を作るのよ。
岡村隆史:ああ。
勝俣州和:最初、ヤダったでしょ?
岡村隆史:いや、なんか本当…緊張してると思われんのもイヤやったし。でも、多分よくよく考えるとですよ、やっぱり勝俣さんがいてるところに、我々みたいなのがレギュラーで入って。
勝俣州和:うん。
岡村隆史:上手いこと勝俣さんが、こうやってもらえるから、我々そこに入ったんやなっていう風に思ってるんですよ、今となっては。
勝俣州和:まぁ、プロデューサーに僕は言われてたから。「若手の子が入った時、タモさんとのつなぎ役をかっちゃんがやって」って。
岡村隆史:あ、やっぱり。
勝俣州和:うん。
岡村隆史:だと思いました、今考えたらですよ。
勝俣州和:だから若いからさ、俺も。「もっと出たい、もっと出たい。面白いこと浮かんだから言いたい」と思うけど、なんか3回に1回しか言わないようにしようとか、引くのを覚えたのがやっぱ『いいとも』だった。
岡村隆史:あんまりこう行きすぎると、若手の人もちょっと出れないし。
勝俣州和:そう。「タモさんとやっぱ若手をつなげる役目だから」って、いつもその荒井プロデューサーっていう人が終わって、反省会をやってくれたから。
岡村隆史:はい、荒井さん。
勝俣州和:「今日は、三打数一安打でしたかね」とか。
岡村隆史:うわぁ。でも、あの時代はそうでしたよね、なんかちょっと言われましたよね。
勝俣州和:終わったら、絶対反省会あったよね。
岡村隆史:ありましたね。
勝俣州和:だから良かったのよ、放送作家のことを反省したりとか、なんか「じゃあ、ここはこうした方が良かった」って、「もっと前に出た方が良かった」「ここは引いて若手をもっと立てた方が良かった」っていうのを、凄くテレビの中で練習させてもらったから。
岡村隆史:はい。
勝俣州和:ましてや『いいとも』で凄い役立った。
岡村隆史:そうですよね。
勝俣州和:で、タモさんは黙って何もやらないしさ。
矢部浩之:はっはっはっ(笑)
勝俣州和:凄いと思うよね。