2023年4月4日配信開始のYouTubeチャンネル『かまいたちチャンネル』の動画にて、お笑いコンビ・かまいたちの山内健司が、未来予知の力を手に入れたがゆえの主人公の苦悩を描いた漫画『code:ノストラ』を紹介していた。
山内健司:『code:ノストラ』という漫画。原案が安童夕馬先生、『サイコメトラーEIJI』の。
濱家隆一:ああ。
山内健司:原案書かれてる人で。漫画は明石英之先生。出版社は講談社、ヤングマガジンにて2019年から連載開始で、今、全4巻出てますね。
濱家隆一:はい。
山内健司:で、漫画の簡単なストーリーなんですが、主人公はこの物事の先が読めなくて、何をやっても失敗してしまう冴えない男、みたいなやつなんですけど。
濱家隆一:うん。
山内健司:冴えない人生を歩んでるのに、なんかとある重大な犯罪に巻き込まれちゃって、頭を銃で打たれて、もうまぁ死んだような状態になるんですね。
濱家隆一:うん。
山内健司:「ああ、死んだなぁ」と思ってたら、とある病院で「オメガブレイン」っていうものを移植されて一命を取り留めるんです。
濱家隆一:うん。
山内健司:損傷した脳の部分に、オメガブレインというもの移植されたことによって、この主人公の神矢迅君が漫画の世界で、未来が予測できる量子コンピューター「ノストラ」っていうのがあるんですけど、このノストラっていうのは、犯罪が起きるのを予知できる機械やねん。
濱家隆一:うん。
山内健司:「何%の確率でこの後、どこそこで犯罪が起きます。至急、向かってください」みたいな、ちょっと近未来を描いてるんですけど。
濱家隆一:うん。
山内健司:で、そのノストラを利用して警察みたいなチームが犯罪を未然に防止するっていうのをしてるんですけど。
濱家隆一:うん。
山内健司:そのノストラと神矢迅君の脳が繋がっちゃって、リアルタイムでノストラが予測した瞬間に、迅君の脳に情報が入ってくるのよ。
濱家隆一:原案が『サイコメトラーEIJI』の?だから、ちょっとそういうの好きなんやな。
山内健司:読み取る、たしかに。表紙も『サイコメトラーEIJI』感あるな(笑)
濱家隆一:うん。
山内健司:で、犯罪を予測できる能力がついて。で、今度犯罪を止める立場側に回っていくんですけど。そこまではなんか「ああ、面白いな」っていう。未然に犯罪を防ぐ、しかも犯罪を防ぐためには、「この子を見捨てたら300人の命が助かります」と。
濱家隆一:うわぁ、なるほど。
山内健司:「でも、この子は死にます」みたいなパーセンテージとかもノストラが提示してくる。「じゃあ、俺はどう判断したらいいの?」っていう葛藤とかも描いてる漫画なんですけど。
濱家隆一:へぇ。だから、『サイコメトラーEIJI』になかった部分みたいなのもあるのか。
山内健司:ある、ある。で、今、最新刊でちょっと出てきたのが、めっちゃ犯罪が起きんねんけど、どうやら向こうの犯罪者側の組織に、犯罪版ノストラみたいなのがあるっぽい、と。
濱家隆一:へぇ、おもろ設定。
山内健司:こっちのノストラっていう未来を予測する機械と、悪いやつが持ってるノストラっぽい未来を予測して犯罪を犯す機械との戦いになってきそうな気配が出てきてるのよ。
濱家隆一:へぇ、面白そうやな。
山内健司:で、どう戦っていくのかっていう。