2023年12月18日放送のニッポン放送系のラジオ番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(毎週月-金 11:30-13:00)にて、放送作家の高田文夫が、いきなり「光栄でーす!」と言い出したタクシー運転手の素性を聞いて驚いたと語っていた。
高田文夫:タクシーがチカチカ、向こうの方から寄ってきてくれんだよ。
松本明子:空いてますよ、みたいな?
高田文夫:「乗ってください、どうぞ」みたいな。親切な人がいるなって思ったんだよ。
松本明子:へぇ。
高田文夫:で、行ってさ、「いいですかね?」って、開けてもらったんだよ。そしたらさ、宇多丸みたいな頭の人で。大体、60ぐらいの人なんだよ。
松本明子:はい。
高田文夫:で、「どうぞ…光栄でーす!」って言うんだよ。「はぁ?」って言ったら、「光栄でーす!」って。
松本明子:ふふ(笑)
高田文夫:「光栄…ああ、いいですいいです。で、◯◯行ってくれますか?方向分かんないんで」「分かりました!」って、ナビ入れてさ。汗びっしょりかいてさ。
松本明子:ふふ(笑)
高田文夫:で、無言でさ、カッチカチでハンドル握ってんだよ。
松本明子:ふふ(笑)
高田文夫:もう運転がカッチカチなんだよ。段々、俺も怖くなってきてさ。「道、分かります?」なんて、俺もさ。「大丈夫です!大丈夫です!光栄でーす!」って。
松本明子:はっはっはっ(笑)
高田文夫:二言目には「光栄でーす!」って言って。で、何も喋らないんだよ。天気の話とかちょっと振っても。で、大体家に近づいてきたからさ、「あ、そこの坂下りてって、左入ってください」って言った瞬間だよ。
松本明子:はい。
高田文夫:「黙っていてすみませんでした!私…」って。「え…なんですか?」「私、30年前にビートきよしの運転手を3年間やってまして、渋谷ビデオスタジオでいつも高田先生を乗せて送りました!」って(笑)
松本明子:はっはっはっ(笑)
高田文夫:「え?」「北野ファンクラブを撮ってる時に、渋谷ビデオスタジオで、時々きよしさんと先生を乗せてお送りもしました!光栄でーす!」って。
松本明子:はっはっはっ(笑)
高田文夫:「こんな日が来るとは…ビートきよしも浮かばれます」って、生きてるよ、バカ野郎みたいなさ(笑)
松本明子:ふふ(笑)
高田文夫:言うんだよ。そんなことある?
松本明子:はっはっはっ(笑)
高田文夫:30年前、俺を乗せてたビートきよしの運転手だよ。それがさ、品川の荏原でつかまらないよ。
松本明子:はっはっはっ(笑)
高田文夫:めちゃくちゃ奇跡だろ(笑)