2019年11月11日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、TBS系の番組『水曜日のダウンタウン』などで知られる藤井健太郎プロデューサーがゲスト出演し、つまらなかった企画は「つまらないと言う覚悟」が必要だと思う理由について語っていた。
藤井健太郎:何度か、ダメだった企画を、ダメなりの処理の仕方をするっていうパターンも何度かやっていて。
伊集院光:はい。
藤井健太郎:謎の身内コントみたいな。
伊集院光:ふふ(笑)
藤井健太郎:プロデューサーみたいなのが出てきて。VTRチェックって、僕らディレクターがプロデューサーに「こういうふうに映像撮れました、こういうふうに編集しました、いかがですか?」って作業があるんですけど。
伊集院光:うん。
藤井健太郎:それを模したものをやって「ダメだ」って言われるっていう、変なメタなやつを何回かやったことありますけど。
伊集院光:面白いですよね。最後のまとめに、「上手くいかない」っていうまとめなのも全然あってよくて。
藤井健太郎:はい。
伊集院光:あれを無理やり上手くいったことにしようとしていくと、それはそれで違うっていうことですもんね。
藤井健太郎:そうなんですよね。なんか面白いというふうに編集したりすれば、それなりに面白いふうにみんな受け取ってくれちゃって。
伊集院光:うん。
藤井健太郎:なんとなく面白かったかのように、通りすぎてくと思うんですけど。
伊集院光:うん。
藤井健太郎:それって積み重ねると、やっぱり蓄積していくというか。
伊集院光:違和感と、「つまらない番組」ってことになってくんですよね。
藤井健太郎:「あの番組のライン、ここなんだ」っていうのは、なんとなくその瞬間分からなくても、視聴者的には溜ってくと思うんですよね。
伊集院光:うん。
藤井健太郎:だから、つまんなかったやつは、ちゃんとつまらないって言う覚悟っていうか。まぁ、つまらないって言うことの面白さはあるっちゃあるじゃないですか。
伊集院光:はい、はい。
藤井健太郎:もちろん言い方は工夫しなきゃダメですけど。
伊集院光:はい。
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