2023年9月17日放送のTOKYO FMのラジオ番組『土曜日のエウレカ』(毎週土 17:00-17:55)にて、お笑いコンビ・麒麟の川島明が、M-1グランプリ第一回の決勝後に楽屋で吉本の幹部から驚きの一言を言われたと明かしていた。
川島明:もう師匠ですわ、ホンマに。頭が上がらへん。
中川剛:そんなことないって(笑)
川島明:いや、僕の今の芸能スタイル、芸人スタイルは、もうホンマ剛さんの一言で決まってますから。
中川剛:何を?なんかいらんこと言うた?
川島明:いや、いらんことじゃないんですよ。2001年ね、M-1グランプリ、中川家さんが優勝された、第1回ですよ。あの薄暗い大会(笑)
中川剛:はっはっはっ(笑)
川島明:ホンマにこれ、テレビかっていうぐらいね(笑)
中川剛:そうね(笑)
川島明:もう蛍光灯の照明で、「なんだ?この大会は」というところから、僕らは初めてのテレビがもう、あのM-1グランプリ決勝ぐらいのもんですから。
中川剛:リハーサルあったでしょ?あの時。
川島明:リハーサルやりましたね。
中川剛:マイクの調整とか。俺、麒麟っていう名前自体知らんかったんよ。
川島明:いや、だってそれは知ってるわけないですもん。もう中川家さんは売れてはったし、僕らはその一番ちっちゃい劇場の中のまだオーディション、みたいなところで。M-1だけいきなり決勝入れてもらったんで。
中川剛:そうやろ。
川島明:10組でしたからね、あの時。
中川剛:おぎやはぎおるわ、DonDokoDonはおるわ。
川島明:チュートリアル、フットさんとかおる、キングコングおるわ。
中川剛:で、「あれ誰?」って言うて。「二人、背ぇ高いの誰?」言うて、マネージャーに。
川島明:ふふ(笑)
中川剛:「あれ、麒麟です」「麒麟?」っていうぐらいやったもんね、あれ。
川島明:いや、ホンマ噂も同業者にも知られてないです。
中川剛:なぁ。
川島明:だって、僕らそのM-1グランプリの決勝終わった後に、吉本の偉いさんが楽屋入ってきて、「君たち、吉本に来てください」って言われたんですよ。
中川剛:え?
川島明:入ってたのに。
中川剛:知らんかったん?
川島明:知らんかったんですよ。もう、だから所属チームにスカウトされた、初めての芸人なんですけど。
中川剛:演者も知らんかったぐらいやからなぁ。
川島明:知らなかった。